セランゴールウイークが2025年大阪・関西万博でスタート‐パートナーシップ、観光キャンペーン、投資家の認知度向上にむけて
Tengku Amir Shah Ibni Sultan Sharafuddin Idris Shah Alhajセランゴール州皇太子(中央左)が
2025年大阪・関西万博のマレーシアパビリオンで開催されたセランゴールウイークに臨席し、
日本企業の代表者に賞を授与
AsiaNet 200809 (0058)
*長期にわたる地域的なつながりを祝福すると共に、産業、文化、グローバルな関わりにおける新たな道を切り開く
【大阪(日本)2025年5月7日ベルナマ=共同通信JBN】Invest Selangor(マレーシア投資開発庁)が主催する「セランゴールウイーク」が6日、2025年大阪・関西万博で正式にスタートし、戦略的パートナーシップ、文化交流、グローバルな協力に関する力強い展示が始まりました。マレーシアパビリオンで開催されるこの1週間のプログラムは、セランゴール州を、テクノロジーや文化、若者がイノベーションとレジリエンスを推進する、未来志向で世界とつながった州として位置付けます。
Amirudin Shariセランゴール州首相とともに開会式に出席したのは次の方々です:Tengku Amir Shah Ibni Sultan Sharafuddin Idris Shah Alhajセランゴール州皇太子、セランゴール州長官のAhmad Fadzli Ahmad Tajuddin博士、Ng Sze Hanセランゴール州投資・貿易・モビリティー担当執行評議員、シャフリル・エフェンディ・アブドゥル・ガニー(Shahril Effendi Abd Ghany)駐日マレーシア大使、マレーシアパビリオンのEllyza Mastura Ahmad Hanipiahディレクター
Amirudin Shariセランゴール州首相は「セランゴール州は、ダイナミックで、包括的で、世界とつながった明日のマレーシアを体現しています。エネルギー転換から教育、観光、クリエーティブ産業に至るまで、私たちはテクノロジー、人材、文化が手を取り合って長期的な価値を解き放つ州を創造しています。私たちは、戦略的パートナーシップと大胆なアイデアを通じて、私たちの経済への投資だけでなく、共有された持続可能な未来への投資を世界に呼びかけています」と述べました。
開会式では、セランゴール州政府の戦略的投資部門であるWorldwide Holdings Berhadが主導する2つの戦略的協力も正式に発表されました。最初の合意は、液化天然ガス受入ターミナル、ラテラルパイプライン、下流ガス配給システムを含む、セランゴール州におけるガス・インフラ統合ネットワークの開発を共同で策定する取り組みの概要に関するものです。この協力は、マレーシアの低炭素社会への移行を後押しするセランゴール州の役割を強化し、同州の長期的なエネルギー安全保障を強靭化します。
Tourism Selangor(セランゴール州政府観光局)、National Association of Private Educational Institutions(全国私立教育機関連合)、JTBマレーシアの間で別途締結された覚書は、セランゴール州を教育ツーリズムの主要な目的地としてプロモートすることにより、マレーシアと日本の結びつきを強化するものです。この取り組みには、セランゴール州を学習と文化交流の地域ハブとして位置づけることを目的とした共同プロモーションキャンペーンや学生交流プログラムが含まれます。これは、来年末までに800万人の観光客を誘致し、117億マレーシアリンギット(RM)の観光収入を生み出すことを目指す、大阪で実施されているVisit Selangor Year 2025キャンペーンに沿ったものです。このキャンペーンは「Surprising Selangor(驚きのセランゴール州)」というキャッチフレーズを掲げ、スリリングなアウトドア・アドベンチャーから夢中になれる文化体験、セランゴール地域社会の真の温かさまで、旅行者に思いがけないものを発見するよう誘います。
このプログラムには、セランゴールFC、HARO Sports and Entertainment、SUPER GTマレーシアの新たなコラボレーションの発表も含まれ、サッカーとモータースポーツの興奮を融合して没入感あふれるクロスオーバーファン体験を創出します。こうしたパートナーシップを通じて、ファンは両スポーツイベントが提供する固有の恩恵を楽しみ、セランゴール州でスポーツが人々を結びつける方法を再定義する、独占的な共同ブランドコンテンツやグッズと関わることができます。
一方、このイベントの中心にいるのは、セランゴールウイークのマスコットであるメカアマト(Mechamato)です。マレーシアで愛されているキャラクターのメカアマトは、いまや2025年大阪・関西万博でセランゴールの心を象徴する存在です。メカアマトのビジョンは、現地で培った創造性と技術のイマジネーションが出会い、次世代がより包括的で革新的な未来を形成する力を得るというセランゴール州のビジョンを表しています。
また、セランゴールウイークは、Selangor Japan Investors Appreciation Awards(セランゴール・日本投資家貢献評価賞)を通じて、長年にわたる日本のパートナーをたたえる場にもなっています。この式典は、60年以上にわたるセランゴール州の経済発展への意義ある貢献をたたえるものです。
Amirudin Shariセランゴール州首相は「2025年大阪・関西万博でのセランゴールウイークは、単なる展示ではなく、意思を表明するものです。私たちは架け橋となり、日本や国際社会との絆を深め、セランゴール州が持続可能な開発、産業イノベーション、地域協力を積極的にリードする用意が整っていることを強調するためにここにいます。今日、私たちが表彰する日本企業は、私たちの歩みの中で重要な役割を果たしてきました。私たちは、共に成長の次の章を切り開いていくことを楽しみにしています」と付言しました。
受賞に輝いた企業は、継続的な投資、卓越した技術力、そして地域における雇用創出を通じて、セランゴール州の産業環境を形作ってきた次の各社です:キヤノン株式会社、株式会社大紀アルミニウム工業所、ダイキン工業株式会社、株式会社デンソー、三井金属鉱業株式会社(三井金属)、日亜化学工業株式会社、日本電気硝子株式会社、パナソニック ホールディングス株式会社、ソニーグループ株式会社
これらの企業は、日本とセランゴール州のパートナーシップの強さと深さを象徴しています。この各社の継続的な投資は、セランゴール州の安定性と国際競争力を裏付けています。
セランゴールウイークが進行する中で、こうした基盤に基づき、協力して強靭な未来を形作るため、セランゴール州は投資家、パートナー、コラボレーターを歓迎します。
マレーシアパビリオンのEllyza Mastura Ahmad Hanipiahディレクターは次のように述べました。「マレーシアパビリオンを代表して申し上げます。私たちはセランゴール州がグローバルな協力と卓越した投資を追求し続けるための礎としての役割を果たすことに大きな誇りを感じています。私たちは、有意義なパートナーシップを育み、経済的機会を拡大し、国際的な結びつきを強化するイニシアチブを支援することに全力を尽くします。130億マレーシアリンギットの潜在的な貿易と投資を獲得し、150万人の来場者を迎えるという目標に向け、2025年大阪・関西万博の舞台で、エンゲージメント、イノベーション、持続可能な成長に向けたダイナミックなプラットフォームを創出するという使命を揺るぐことなく果たす所存です」
▽Invest Selangor Berhad(マレーシア投資開発庁)について
Invest Selangor Berhad(ISB)は、マレーシアのセランゴール州における投資の促進と円滑化を担う州政府機関です。ISBは、投資家にビジネスのしやすさを提供することに尽力し、投資家が確実にスムーズな投資を行えるよう支援しています。ISBは、立地選定支援、投資促進、アフターケアサービスなど、一連の総合サービスを提供しています。ISBは、能率化された手続き、効率的なサービス、業界の知見やネットワークへのアクセスなど、投資家にとって有益なビジネス環境を提供することに専念しています。投資家の安心に向けたこの取り組みにより、セランゴール州は国内外の投資家にとって魅力的な投資先になっています。ISBのサポートを受けることで、投資家は自分の事業運営に集中し、事務手続きをISBに任せることができるため、安心してセランゴール州への投資を拡大することができます。セランゴール州の投資に関する問い合わせは(www.investselangor.my )をご覧ください。
▽2025年大阪・関西万博マレーシアパビリオンについて
2025年大阪・関西万博のマレーシアパビリオンは、3フロアにわたって2654.52平方メートルの広さがあり、マレーシアの多様な文化とダイナミックな経済を反映しています。本パビリオンは著名な日本人建築家である隈研吾氏の設計によるもので、マレーシアの織物の伝統と象徴的なソンケットからインスピレーションを得ており、伝統と革新の織り合わせを象徴しています。本パビリオンは「調和の未来を紡ぐ(Weaving a Future in Harmony)」をテーマに、マレーシアの持続可能で包括的な未来を見つめたコミットメントを強調しています。
マレーシアパビリオンは3つの物語の柱で構成されています:「Human and Human」は文化の架け橋と伝統の擁護者としてのマレーシアを紹介します。「Human and Technology」は、イノベーションに対応できるパートナーとしてマレーシアを位置付けます。そして「Human and Nature」は、環境スチュワードシップを強調します。これらの物語は、調和、多様性、進歩、持続可能性という4つの基本理念によって導かれています。
マレーシアパビリオンは、26週間にわたって、国際協力と対話のハブになります。ビジネスウイークには、21の省庁、70の機関、10の州政府が参加し、ポケットトーク、製品発表、覚書調印、ビジネスマッチング・セッションなどのプログラムが開催されます。本パビリオンでは、マレーシアをダイナミックなグローバルパートナーとして位置づけるフォーラム、サミット、ネットワーキングイベントも開催されます。投資貿易産業省(MITI)は、2025年大阪・関西万博にマレーシアが参加することを主導し、パビリオンのデザイン、プログラム、国際交流を監督しています。マレーシアパビリオンとそのプログラムについての詳細は、公式ウェブサイト(https://expo2025-malaysia.miti.gov.my )をご覧ください。
▽メディア問い合わせ先
Name: Nur Azyyana Abu Bakar
Email: azyyana@investselangor.my
Tel: +603 5510 2005
Name: Aishah
Public Relations Coordinator (MY & JP)
Expo 2025, Osaka Malaysia Pavilion
Email: pr@expo2025malaysia.com
Tel: +6016 446 6747
ソース:Invest Selangor Berhad
