オージー・ビーフとラムの美味しさ満喫 万博で無料試食イベント
ジューシーなオージー・ビーフやラムはいかがーー? オーストラリアの食肉生産者でつくる業界団体、ミート・アンド・ライブストック・オーストラリア(MLA)が7月27日から4日間、大阪・関西万博で無料試食イベントを開催。大勢の来訪者ができたてのステーキや冷しゃぶなどの肉メニューに舌鼓を打った。
オーストラリアパビリオンで行われたイベントには、MLAが公式アンバサダーに任命する料理家2人が登場。神戸市出身の今井真実さんが27、28日に「オージービーフステーキ濃厚HAKKO梅ソース」、長崎県出身の石井秀代さんが29、30日に「ラムの冷しゃぶ」を調理するデモンストレーションを行い、各日500食以上を訪れた人々に振る舞った。
家族とともにビーフステーキを味わった男性は、「とてもジューシーでおいしい。オージー・ビーフを食べたことはあまりなかったが、これからは積極的に味わってみたい」と、嬉しそうに話していた。
オーストラリアは世界有数の食肉生産国で、年間生産量の約3分の2を輸出。日本は、年間20億オーストラリアドル(約1920億円)相当のオージー・ビーフとラムが輸出される重要市場だ。今年は特に、オーストラリア産冷蔵ビーフが日本に初めて輸入されてから55年の節目にもあたる。
MLA駐日代表のトラヴィス・ブラウン氏は、「自宅でのおいしい食べ方も知ってもらい、たくさんの人にオージー・ビーフ、オージー・ラムを楽しんでほしい」と話した。
MLAは8月20、21日、9月10、11日にも、大阪・関西万博のオーストラリアパビリオンで、オージー・ビーフやラムを使った料理の無料試食イベントを開く予定だ。