梅雨は体調不良になりやすい季節 症状では「だるさ」を感じるがトップに

じめじめして油断していると体調を崩しやすい梅雨の季節がやってきた。健康食品の大研バイオメディカル(東京)はこのほど、「梅雨の体調不良とその乗り越え方」に関するアンケート調査を実施した。この調査は、全国の3000人に「梅雨の時期に体調不良を感じたことがあるか」を聞き、「感じたことがある」と回答した48%の回答者の中から1000人を抽出して行った。
最初の調査で回答した約半数が、梅雨の時期に不調を感じている訳だが、その不調の内容のトップは「倦怠感(だるさ)」で約65%。以下「頭痛」、「気分の落ち込み・イライラ」が続くなど、身体的な不調のみならずメンタル面の不調も多いようだ。「気分の落ち込み」は、日照時間の減少や低気圧による自律神経の乱れと関係が深いという。
一方、 梅雨の体調不良の原因として、思い当たるものとしては「気圧の変化(低気圧)」「湿度の高さ」、「気温差」が上位に並んだ。梅雨時期は気圧の急降下や気温の上下が頻繁に起こり、自律神経の乱れを引き起こしやすい季節だが、こうした外部要因はコントロールが難しく、より体調管理や予防が重要となる。梅雨時期の不調を軽減するために、どんな対策を取り入れているか聞くと(複数選択可)、「湯船に浸かる・体を温める」(337人)が最も多く、「適度な運動・ストレッチ」(326人)、「バランスのよい食事」(323人)と続いた。