【映画コラム】2月後半の公開映画から『木挽町のあだ討ち』『レンタル・ファミリー』『センチメンタル・バリュー』
『レンタル・ファミリー』(2月27日公開)

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かつて日本で撮られたCMで一世を風靡(ふうび)したものの、近頃は世間から忘れられたアメリカ人俳優のフィリップ(ブレンダン・フレイザー)は、細々と俳優業を続けながら東京で暮らしていた。
ある日、フィリップはレンタル・ファミリー会社を経営する多田(平岳大)から仕事を依頼される。レンタル・ファミリーとは、依頼人にとって大切な「家族」のような役割を演じることで報酬を得る仕事だった。
日本人監督のHIKARIがメガホンを取り、全編日本で撮影を敢行したヒューマンドラマ。レンタル・ファミリーの仕事を通して、フィリップと周囲の人々が自分自身を見つめ直していく姿が描かれ、演じること、なりすますことで見えてくるものが明らかになるのだが、それは俳優という仕事の本質を突いているようにも思える。
『ザ・ホエール』(22)でアカデミー主演男優賞に輝いたフレイザーが、受賞後の最初に選んだのがこの小品と聞いて驚いたが、その選択は案外理にかなっているのかもしれないと思った。
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