八木莉可子「相反する二面性をどちらも大切にしたい」「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」【インタビュー】
草なぎ剛主演の月10ドラマ「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜午後10時)。第3話で強烈なインパクトを残したゆずは(八木莉可子)の母(雛形あきこ)が、再びHeaven’s messengerへ。毒親ぶりに拍車がかかり、娘のゆずはをまたしても苦しめる。そんな第5話について、ゆずはを演じる八木が、今後の見どころを語った。

(C)カンテレ
-八木さんが思う「終幕のロンド」の魅力を教えてください。
いろんな形の愛が描かれているところにあると思います。誰かが誰かを思う気持ちが描かれていて、その形はさまざまであれど、見ている自分も大切な人とのことを今一度考え直す機会になるな…と。そして明日が、1秒先が、必ずしも存在するわけではないと教えてくれるお話でもある気がします。私自身台本を読んでいて、生きているうちに伝えなきゃいけないこと、今生きられていることの尊さなどを再確認させていただいた気がします。
-これまでの放送を終えて、周囲の反応や反響はいかがですか。また、ゆずはを演じるに当たり、意識していることがあれば教えください。
いろんな方から反響を頂いています。特に、「終幕のロンド」は、いろんな世代の方が見てくださっている感覚があります。若い人から大人の方までいろんな方から感想を頂いて、とてもうれしいです。ゆずはを演じるに当たり意識したことは、ゆずはの持つ二面性です。先天的に持った感性の豊かなゆずはと、後天的に持った周囲を警戒したりコミュニケーションを取るのに抵抗があったり、相反する二面性をどちらも大切にしたいなと思いながらお芝居をさせていただきました。それと、話が進むにつれ、そのゆずはの二面性が少し和らいでいくところにも注目してもらえるとうれしいです。
-撮影現場でのエピソードをお教えください。
大先輩もたくさんいらっしゃる現場でしたが、本当にアットホームな空気が絶えず流れているすごくすてきな現場でした。撮影の合間には、Heaven’s messengerのみんなでいすに座って和気あいあいとお話をして、その温かさがドラマ本編にも映っている気がします。草なぎ(剛)さんが、自分のお気に入りの古着をたくさん現場に持ってきてくださって、一枚一枚、その古着のかっこいいポイントを塩野(瑛久)さんと長井(短)さんと小澤(竜心)さんと私に教えてくださった時もありました。
-最近の楽しみなど、撮影を乗り切るための八木さんのリラックス方法を教えてください。
私のリラックス方法は、自然を見ることです。自然の多い場所に出かけるのもそうですし、おうちに観葉植物がたくさんいるので、その子たちを最近はめでています(笑)。神社やお寺も木がたくさんあるので行くのが好きです。
-5話の見どころと視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
5話は、ゆずはの心がとても揺れ動く回となっています。同時にゆずは自身が、自身の殻を破って大きく変化し、成長する回でもあると思います。ぜひその姿を見届けていただけるとうれしいです。

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