堂本光一「Endless SHOCK」最後の公演は「感謝でいっぱい」 「最後なんだなと、ひしひしと感じています」
舞台「Endless SHOCK」の公開ゲネプロ及び開幕記念会見が8日、東京都内で行われ、出演者の堂本光一、上田竜也、福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里ほかが登場した。
堂本が作・構成・演出・主演を務める本作は、エンターテイナーのコウイチと、そのカンパニーが運命を駆け抜ける姿を描くミュージカル。2000年に初演を務めて以来、毎年上演され、堂本が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続けてきたが、東京・帝国劇場の11月公演で、その歴史に幕を閉じる。
堂本らは公開ゲネプロで、歌・ダンス・殺陣・階段落ち・客席の上空をフライングする演出などで会場を魅了し、大きな拍手を浴びた。
フォトコールで、堂本は最後の公演を迎える心境について、「帝劇の稽古場で稽古をしているときに、この稽古場も最後なんだなと感じたり、昨日一昨日とやっていた場当たりも最後なんだなと、ひしひしと感じてきています」と吐露。
千秋楽は映画館でライブビューイングも開催されるが、「申し込みが過去最大規模で盛り上がっている」と伝えられると、「感謝の気持ちでいっぱいです。『SHOCK』が多くの方の心に残るきっかけになればいいなと思います」とファンへの感謝を語り、「僕はどの公演も同じで、いつも通り一つの公演に全力を掛けていきます」と力を込めた。
最後の公演で堂本のライバル役となる上田は、「11月公演の1カ月間を、ただひたすらに光一くんのサポートを全力でやらせていただけたらいいなという気持ちです」と意気込み。
メンバー4人がそろって「SHOCK」へ出演するのは10年振りとなるふぉ~ゆ~の辰巳は、「僕らは『Endless SHOCK』が4人で出る初めての舞台だったんです」と振り返り、「楽屋前の名前を見て、自分たちって全員名前がゆ~から始まるんだなという発見をし、事務所に直談判して『ふぉ~ゆ~』という名前をいただいた。『Endless SHOCK』が生みの親のようなステージなので感慨深いです」とコメント。「光一くんが舞台稽古で写真を撮ったりしている姿を見ると、本当に終わるんだなって」と寂しい思いも語った。