KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

徳山大学(2年連続9回目)

 山口県大会決勝では県リーグ1部のバレイン下関を2―0で下した。前半は受け身に回ったが、後半は持ち味のパスワークが光り、攻撃力を発揮。2点目は、MF西田憲誌朗選手(2年)がドリブルからスルーパスを繰り出し、FW三角鉄平選手(3年)がペナルティーエリアの外からゴール左隅に決めた。

 エースの4年酒井達磨選手を故障で欠き、3年生主体。中盤の西浦季央、城市瑞稀両選手がゲームをつくる。県大会1回戦で2得点のFW川内真一選手が果敢に裏を狙いゴールに迫る。

 西田、三角両選手もスピードがある。守備では、昨季の天皇杯にも出場し、県大会決勝でPKを止めたGK檜原誓選手(3年)とボランチ杉園恭平主将(4年)が堅守を誇る。

 選手から「しげさん」と呼ばれる、就任6年目の中村重和監督はJ2アビスパ福岡を指揮した経験がある。1回戦で宮崎産業経営大学を破れば、次は福岡との対戦。「緊迫感のある公式戦を選手に経験させたい。その方が伸びる」と、上位との対戦に意欲を見せる。

 

(中国新聞)

天皇杯サッカー