
仙台大学(10年ぶり2回目)

宮城県予選決勝では、9年連続で宮城県代表のJFLソニー仙台に逆転勝ちして、10年ぶり2回目の全国大会出場を決めた。
4-3-3、3-4-3のフォーメーションを主に組む。最終ラインには4バックと3バックを使い分ける難しさがある中で、センターバックの榎本滉大が要の存在として君臨する。3年生ながら6月にJ1ベガルタ仙台の特別指定選手になった逸材。183センチの長身を生かした守備だけでなく、ボランチ経験から来るビルドアップ能力にも定評がある。
攻撃はサイドアタックが得意。終盤でも競り負けない球際の強さも驚異的だ。さらに、データ分析の専門家の協力を得ての綿密なスカウティングを基にした頭脳的な戦い方ができるのも特徴的。
チームは、奥埜博亮、蜂須賀孝治の両OBが在籍するJ1仙台と2回戦で戦うことを目標としている。
(河北新報)
