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FC BASARA HYOGO(初出場)

 参戦3年目で記念すべき本戦初出場。全国的にはまだ無名ながら、元日本代表FWの岡崎慎司さんが理事を務める一般社団法人が運営し、今季はセレッソ大阪からGK清水圭介、ヴィッセル神戸からMF中坂勇哉が加わるなど、着実に強化を進めてきた。

 兵庫県代表決定戦決勝は、関西リーグ1部でもしのぎを削るチェント・クオーレ・ハリマと熱戦を展開した。前半はMF林洋毅の鮮やかなミドルシュートで先制。逆転されるも同34分にはPKを止められた直後のCKをFW松原大芽が頭で沈めた。後半は数的優位を生かして攻めながらも勝ち越しゴールを奪えなかったが、PK戦を清水の好セーブもあり4-2で制した。

 岡崎さんが滝川二高時代に指導を受けた恩師の一人でもある荒川友康監督は、「日本で一番歴史のある大会。楽しむ余裕はないが、プレッシャーを受け止めてピッチで表現したい」と天皇杯本戦を見据える。初戦のアルテリーヴォ和歌山に勝てば、2回戦でセレッソ大阪と対戦する。主将も務める清水は「サポーターの前で違った姿を見せられれば」と古巣との一戦を熱望している。

 

(神戸新聞)

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