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都産業大学(2年連続7回目)

 昨年に続いて、関西リーグのおこしやす京都ACとの京都府予選決勝を制し、天皇杯の切符をつかんだ。後半41分に追いついて2-2とし、延長後半14分にヘディングで決勝点を奪ったMF田代紘は「気持ちが折れずに追いつき、締めることができた」とうなずいた。

 アグレッシブにボールを奪い、縦に速い攻撃が特徴。右MF福永裕也はドリブルに優れ、左MF山村朔冬のキックは精度が高い。田代やDF滝口晴斗ら昨年の全日本大学選手権を経験した選手に加え、1年生も突破力のあるMF大倉慎平や身長158センチの俊足MF森田皇翔らが台頭する。

 1、2年生が多く、チームの成熟度は道半ばだが、京都府予選決勝でゲーム主将だったDF小野成夢は「試合ごとに改善して次につなぐのが、このチームの強さ」と語る。吉川監督は「天皇杯を通してスタイルを築き、成長の機会にしたい」と前向きに捉える。

 

(京都新聞)

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