
新潟医療福祉大学(2年ぶり8回目)

新潟県選手権決勝では、昨年敗れたJAPANサッカーカレッジ(JSC)に延長戦の末、4―2で逆転勝ちを収め、雪辱を果たした。
昨年は大学サッカーの全国舞台で活躍が光った。総理大臣杯、全日本大学選手権(インカレ)で、ともに準優勝。出場した選手も多く残っており、佐熊裕和監督は「全国大会で緊張するとか、力が出せないということはない。(格上撃破へ)チャレンジしたい」と期待を込める。
攻守の切り替えが速く、セットプレーからの得点も持ち味。主将でチームの大黒柱のDF細井響は、J1横浜FCの来季加入が内定している。センターバックや守備的MFとして、対人の強さや左足での正確なフィードに注目だ。
JSCは、昨年の天皇杯2回戦でJ1名古屋を破る大金星を挙げ、大きな話題となった。新潟県代表として、新潟医療福祉大学が再び旋風を起こす。
(新潟日報)