
法政大学(6年ぶり14回目)

ともに社会人チームを破って決勝に進んだ明治大との大学勢対決を制し、東京都代表の座を勝ち取った。試合後、東京ヴェルディなどで活躍した柳沢将之監督は「右でも左でも、どこからでも攻められる」とチームの強みを自信たっぷりに語った。
明治大戦はJクラブに加入が内定している3人を中心に、落ち着いた試合運びを展開した。横浜F・マリノスに入団が決まっているMF松村晃助が、いずれも右からのクロスで2アシストを記録。関東大学リーグでは格上の相手にもひるまず、前半から主導権を握った。
前回出場した2019年の第99回大会はJ2東京ヴェルディとJ1ガンバ大阪を撃破した。今大会も1回戦を突破すれば、J1で上位争いをする鹿島アントラーズとの対戦が実現する。殊勲の松村は「ここがスタートライン。Jリーグのチームを必ず倒す」と旋風の再来を威勢良く誓った。
(東京新聞)