
東京国際大学(5年ぶり8回目)

埼玉県代表決定戦は社会人代表のアヴェントゥーラ川口に2-0で快勝した。1年3人が先発出場のフレッシュなメンバーで前後半計15本のシュートを放つなど、攻撃力で相手を圧倒。強度の高いハイプレスでボールを奪うと、FW斎藤、山本の2トップが積極的にゴールに迫った。
守備では相手に与えた7本のCKにGK大畑を中心に厳しく対応。CB大沼、SB浜崎の4年コンビは体が強く安定感が光る。第7節が終了した関東大学リーグ1部で7試合15失点(5月10日時点)と課題の守りも状態は上向き。大畑は「下からの押し上げがあり、団結力が上がってきた」と手ごたえを口にした。
第100回大会以来、5大会ぶりの天皇杯出場を決めた。初戦はJ3福島、勝利するとJ1川崎とぶつかる。主将の大畑は「Jクラブとできるのはすごく楽しみ。1回戦から思い切ってプレーしてジャイアントキリングを起こしていく」と覚悟をにじませた。
(埼玉新聞)