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Brew KASHIMA(3年ぶり10回目)

 Brew KASHIMAは佐賀県鹿島市を拠点に練習を積み、九州リーグに所属している。佐賀県予選決勝では、同じ九州リーグでしのぎを削る川副クラブを2―0で下して、3年ぶり10度目の優勝に輝いた。

 攻撃の中心は、県予選決勝でゴールを決めたFW川内真一。佐賀東高校から徳山大学(現、周南公立大学)に進学し、卒業後はオーストラリア2部のチームでプレーした。キープ力があり、シュートレンジが広い。豊富な運動量で前線から献身的に動き、DFの背後に抜け出すスピードが特長のMF築地絋輝や、視野が広く、一発でサイドチェンジができるだけの展開力があるMF荒巻慶も攻撃の起点として期待が掛かる。DFラインでは橋口大樹が欠かせない存在。統率力があり、ビルドアップもできる。

 親会社だった佐賀LIXIL製作所からの支援継続が困難となり、チームは今季から地元企業の支援を受ける形で市民クラブとして新たなスタートを切った。3年ぶりの優勝に、永吉龍也監督は「いろいろなスポンサーのおかげ。結果で恩返しすることができた」と喜び「しっかりと準備して格上にチャレンジしていきたい」と闘志を燃やしている。

 

(佐賀新聞)

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