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Cento Cuore HARIMA(2年ぶり10回目)

 バンディオンセ加古川から改称して3年目。昨季限りで現役を引退した元湘南ベルマーレの佐野裕哉監督の下、同クラブ名で2度目の出場を決めた。自身初タイトルとなった佐野監督は「まだ発展途上のチーム。ぎりぎりの勝負の中で成長する機会にしたい」と高いレベルの戦いの中でもまれる覚悟だ。

 チームは横浜F・マリノスなどで活躍したFW藤田祥史、カマタマーレ讃岐などでプレーしたMF藤田浩平の兄弟、元ジュビロ磐田のMF上村岬ら元Jリーガーから若手まで幅広い。「自分たちが経験してきたことをしっかり伝えながら、ピッチでは年齢関係なく競い合う。いい競争が生まれている」と藤田浩平主将。FC淡路島から名前を改めたFC.AWJとの兵庫県予選決勝ではFW川口真史ら3選手が今季公式戦初出場を果たし、川口はダイビングヘッドで豪快な決勝ゴールを決めてみせた。

 1回戦では日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズと対戦する。「キングカズ」こと三浦知良を擁する注目クラブだ。古巣との対決となった藤田主将は「対戦したかった。チャレンジャーとして戦いたい」と格上に真っ向勝負を挑む。

 

(神戸新聞)

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