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同志社大学(16年ぶり10回目)

 今季は攻守でアグレッシブなサッカーを志向し、チーム力が向上している。京都府予選の準決勝では、前回京都府代表だったおこしやす京都ACに、PK戦の末、競り勝った。決勝では京都産業大学を破り、16年ぶりに天皇杯出場をつかんだ。

 前線から相手ボールに厳しく体を寄せ、鋭い速攻を見せる。MF中里圭佑は豊富な運動量で中盤の要を担う。サイドのMF国府田駿は足元の技術が高い。ルーキーのGK波多野崇史はU―19日本代表候補にも選ばれた逸材だ。FW東駿は体格を生かしたヘディングが強みで、「チーム一丸となって戦うところに自分たちの強さがある」と強調する。

 関西学生リーグで昇降格を繰り返した時期もあったが、昨季は1部で5位に入って復活を印象づけた。京都サンガF.C.でもプレーした大学OBの望月慎之監督は「久々の全国大会で同志社の名前をアピールしたい」と語る。

 

(京都新聞)

天皇杯サッカー