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カターレ富山(2年連続13回目)

 富山県予選決勝は、プロ経験者8人を擁する富山新庄クラブに苦戦した。ボールを保持するものの攻め手を欠き、延長戦までもつれた。PK戦突入直前の延長後半に途中出場のブラジル人FWルイス・エンリケが相手ゴールをこじ開け、辛くも本戦出場を決めた。

 昨季から指揮を執る石﨑信弘監督は、前線からの積極的な守備から素早く攻撃へ移る戦術を掲げ、全員が攻守にハードワークすることを求める。大型補強をして迎えた今季だがJ3では8試合を終え11位と波に乗れていない。

 攻撃陣は、昨季J3得点王のMF川西翔太や高さのあるFW大野耀平、スピードのあるブラジル人FWマテウス・レイリアら特徴のある選手がそろう。守備陣にはボール奪取力に優れたMF姫野宥弥やJ1で300試合以上の出場を誇るベテランGK西部洋平など実力者は多い。歯車がかみ合えば上位進出も期待できる。

 本大会に向け、石﨑監督は「しっかりと準備をして、いい結果を出していきたい」と意気込む。

 

(北日本新聞)

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