世界中の心揺さぶる人気ショート映画 TOP10を発表 小栗旬監督作やアカデミー賞受賞作も
通勤時間や就寝前などの“スキマ時間”に楽しめる「ショート映画」というジャンル。上映時間は10~30分程度だが、長編映画に負けない感動や驚きを味わえる作品が世界中で生まれている。ショート映画配信サービス「SAMANSA(サマンサ)」は、2026年上半期の人気作品ランキングを発表した。
今回のランキングでは、トップ10のうち半数を邦画が占めた。同サービスは、これまで海外作品を数多く配信してきたが、今年5月に新作をすべて邦画にした「邦画月間」を実施。その取り組みが視聴者の支持につながった形だ。
1位に選ばれたのは『うまれる』(33分)。天然パーマを理由にいじめを受けていた少女の死を巡り、床屋を営む母親が真実を追うヒューマンサスペンスで、短い上映時間ながら重厚なテーマを描き切っている。
2位は雨の夜の小さな食堂を舞台にした『もう一度ここで』(12分)。見知らぬ高齢女性が語り始める秘密が静かに心を揺さぶる一作で、わずか十数分とは思えない余韻を残す。
3位には、俳優・小栗旬さんが監督を務めた『1/96』(15分)がランクイン。仕事を終えた一人の父親が、いつもとは違う道へ車を走らせながら胸の内を語る作品で、日常に潜む葛藤を繊細に映し出している。
海外作品も存在感を見せる。4位の『リッチーとの1日』は、第85回アカデミー賞短編実写映画賞を受賞した名作。人生に絶望した男性と姪が過ごす一夜を描く感動作で、6位には「自分は本当に人間なのか」という奇抜な設定から物語が展開する、第97回アカデミー賞短編実写映画賞受賞作『私は人間』も入った。
そのほか、ドラァグクイーンとの出会いを描く青春ドラマ『ストレンジ』、心理サスペンス『MIMI』、視覚障害のある青年が料理人を目指す『still dark』、恐怖の結末『見知らぬ番号』、フランスのアニメ『ルイーズ』など、ジャンルもテーマも多彩。ホラーから社会派ドラマ、ヒューマンストーリーまで幅広く、長編映画に劣らない完成度を持つ作品が並ぶ。
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