
カマタマーレ讃岐(8年連続14度目)

今大会の予選を兼ねた第17回香川県サッカー選手権大会決勝で、四国学院大に3―0で快勝。8年連続14度目の出場を決めた。
高松市などを拠点にJリーグ入りを目指して活動する。1956年に発足した高商OBサッカー部が前身で、以降、香川紫雲FC、高松FCなどと名称変更しながら、香川のサッカー界をリードしてきた。カマタマーレは地元名産「さぬきうどん」の食べ方の一つ「釜玉(かまたま)うどん」と、イタリア語で海を意味する「マーレ」を合わせた造語。Jリーグ参戦活動を本格化させた2006年に採用した。
高松市出身の北野誠監督が引き続き指揮を執るJFL(日本フットボールリーグ)2年目の今季は、前J2熊本のDFチョ・ソンジンやフランス出身のMFアンドレアら守備力の高い選手を補強。得点力にやや悩みを抱えるものの、これまで21試合を戦い、10勝5分け6敗の勝ち点35で7位につける。
天皇杯は昨大会まで4年連続で初戦を突破する一方、2回戦は昨年が横浜Mに1-3、一昨年は大宮に1-4と、Jリーグ勢の厚い壁を破れないでいる。今大会も佐賀大(佐賀)との初戦を突破すれば、2回戦はJ1鳥栖との顔合わせ。準加盟クラブとして目標のJリーグ昇格へ機運を高めるためにも、悲願の金星を奪いたいところだ。
(四国新聞)
