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アルテリーヴォ和歌山(4年連続4度目)

第17回和歌山県サッカー選手権大会決勝で、近大付属和歌山高校にFW宮本宗弥の2得点などで5-0と圧勝し、4年連続4度目の天皇杯全日本サッカー選手権大会への出場権を獲得した。
クラブは2006年に創立。準備期間を経て08年に和歌山県3部リーグからスタートしたチームは順調に階段を上り、今季は関西1部リーグへ昇格。残り3試合の時点で4位につけるなど、初年度から健闘を見せている。
今季は東京23FCからGK斯波薫、FC岐阜からDF野本泰崇が加入。守備は安定感を増している。攻撃は、これまでチームを引っ張ってきた上赤坂佳孝の引退など世代交代の影響もあり、得点力アップが課題となっている。配球役となるボランチのMF田丸誠が負傷離脱中なのも痛手だ。1.5列目で存在感を放つMF芝崎純平を生かしつつ、両サイドハーフや右サイドバックのDF阿部巧也によるサイドアタックでチャンスをつくりたい。
過去3大会はいずれも初戦で敗退。主将を務める阿部は「若い選手に素晴らしいスタジアムや観客の中で、しびれるような試合を経験させてやりたいし、僕もそれを味わいたい」と2回戦で待ち受ける清水エスパルスとの対戦を渇望している。4度目の挑戦で、今度こそ初戦突破を果たしたい。
(サッカーライター 雨堤 俊祐)

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