
グルージャ盛岡(5年連続6度目)

第62回岩手県サッカー選手権大会決勝戦で、富士大学を2-0で破り5年連続6回目の天皇杯本戦出場を決めた。前半は両チーム無得点で折り返し、後半20分に佐藤が先制点を決め、その4分後に加藤が追加点を奪いそのまま逃げ切った。
チーム本拠地は盛岡市。グルージャはスペイン語で「鶴」の意味。盛岡藩主南部家の家紋が「むかい鶴」で、名物の「じゃじゃ麺」、県内の方言に「じゃ」が多く使われていることにもちなんで名づけられた。
チームは東北社会人リーグ1部に所属。今季は負けなしの首位(8月30日現在)。悲願のJFL昇格を目指し過密日程の中、奮闘を続ける。
天皇杯全国大会では県勢で唯一の勝利経験チームだが、いまだ「Jの壁」は越えられずにいる。今年の初戦はJFL所属の横河武蔵野FCとの対戦で格上相手に勝利を目指す。
(岩手日報)
