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森田剛、40代は「子どものときに思ってもみなかった奇跡的な楽しいこともある」 舞台「僕らの時代じゃない」取材会

 舞台「僕らの時代じゃない」取材会が9月14日に東京都内で行われ、出演者の森田剛、鈴木杏、峯田和伸、作・演出の三浦大輔が出席した。

(左から)三浦大輔、鈴木杏、森田剛、峯田和伸 (C)エンタメOVO

 本作は、登場人物はたった三人、舞台は“居酒屋”のワンシチュエーションで描かれる、“令和”を生きる40代男女の物語。“居酒屋”で繰り広げられる些細でとりとめのない会話から、「時代」の真意、「人間」の根源的な存在意義に迫る。

 映画監督をめざしているが、うだつが上がらずバイト生活を送っているフリーターの菅原裕一を演じる森田は、役柄との共通点について聞かれると「分からない」と言いつつ、「三浦さんの言葉を話していると、『僕もこういうことを思っていたのかも』と思うところがいっぱいあるし、何が本当で何がうそか分からないということもいっぱいある。だからこそ、居酒屋で面と向かって、言いたいことを話すことができるこの三人はいいなと思いながら、今、演じています」と思いを述べた。

 また、俳優の夢を諦め、シングルマザーとして働く鈴木里美を演じる鈴木は、「社会に対しての意識が高く、正義感も強い。むしろ、強すぎる節があるタイプの女性」と自身の役柄を分析し、「一生懸命生きていることは感じるし、何者かになりたいという欲求がある人だと感じるので、そうしたところはとても共感できるところです」と話した。

 峯田が演じるのは、プロのミュージシャンをめざすも現在は、田舎に帰って母の介護をしている今井伸二。峯田は「SNSが今ほど普及する前の20代、30代の頃から、良くも悪くもSNSが普及することに対する憂いをずっと持っています。今井もそこに葛藤している。なので、台本に書いてあるせりふを読んでいると、自分が思うことが書いてあって、自分なのか今井なのか錯覚を起こすこともある」と語った。

 40代の男女による会話劇の本作にちなんで、「皆さんにとっての40代はどんなもの?」という質問が挙がると、森田は「(40代になって)1年があっという間です。でも、自分ができることもなんとなく分かってきて、できないことも分かってきた。これでやっていくしかないという諦めみたいなところもあるし、子どものときに思ってもみなかった奇跡的な楽しいこともある。そんな感じで今、過ごしています」と答えた。

 舞台は10月8日(木)~27日(火)に都内・紀伊國屋ホールほか、愛知、京都で上演。

  • (左から)三浦大輔、鈴木杏、森田剛、峯田和伸 (C)エンタメOVO

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