KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

クラゲに刺されたらどうする? 真水で洗うのはNG、正しい応急処置を知っておこう

 海水浴中にクラゲに刺された経験のある人は、少なくないようだ。医療法人社団鉄結会(東京)が、海水浴経験がある全国の20~60代の300人に7月6〜15日に実施した調査によると、67.3%の人にクラゲに刺された経験があった。しかし、そのうち多くが誤った応急処置をしており、正しい応急処置を知っている人は全体の12.7%にとどまったという。

 同会によると、クラゲに刺されると、クラゲの触手に含まれる刺胞(しほう)が自動的に発射する毒針によって「クラゲ刺傷」が引き起こされる。接触直後から激しい痛み、発赤、腫脹が生じ、重症例ではアナフィラキシーショックを起こすこともある。日本近海ではアンドンクラゲ、カツオノエボシ、アカクラゲなどが主な原因種だという。

 調査では、クラゲに刺された時の対応について、回答の最多が「真水で洗った」(42.1%)、次いで「患部をこすった」(31.4%)で、これらは誤った対応だという。同会によると、真水で洗うと、浸透圧の変化で未発射の刺胞が一斉発射されかねない。患部をこすると、刺胞を皮膚に押し込み被害を拡大してしまう。また、「酢をかけた」(9.7%)という対応の効果は種類により、アンドンクラゲには有効だがカツオノエボシには逆効果だという。

 同会は、クラゲに刺されたらまず、海水で患部を洗い流し、残った触手をピンセットなどで取り除くようアドバイスしている。海水で患部を洗い流すことで、刺胞の発射を抑えながら毒を洗い流せる。次に触手をピンセットなどで取り除けば、残存する刺胞からの追加被害を防ぐことができるという。また、患部を冷やして炎症と痛みを軽減することも大切だとしている。もちろん、重症の場合は速やかに医療機関を受診するよう呼び掛けている。

編集部からのお知らせ

新着情報

あわせて読みたい