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歴史とともに舞い続ける:貴州省の伝説的なミャオ族の舞踊・滾山珠を探訪

 

伝統的な立体陣形を演じる貴州省畢節市納雍県朱昌鎮の滾山珠の練習生たち

 

AsiaNet 201699 (0132)

 

【畢節(中国)2026年8月5日新華社=共同通信JBN】貴州省畢節市納雍県朱昌鎮の山奥では、ミャオ族固有の舞踊が代々受け継がれてきました。滾山珠(Gunshanzhu)、あるいは「貴州高原の明珠」として知られるこの素晴らしい芸術は、単なる演舞にとどまりません。そこには、ミャオ族の移住の記憶、豊かな文化的伝統、そしてミャオ族の人々の不屈の精神が込められているのです。

 

言い伝えによると、ミャオ族が移住した古代、その旅路は険しい山々とイバラだらけの道でした。人々が荒野を通り抜けられるよう、勇敢なミャオ族の若者たちは身を挺してイバラの茂みを転がり、一族のための道を切り開きました。この勇気と苦難をたたえるため、後世の人々はこうした転がる動きを再現し、独自の芦笙舞へと発展させました。転がる全ての動作は先祖への敬意を表し、跳躍の全てはミャオ族の不屈の精神を反映しています。

 

滾山珠は、ミャオ族の民族舞踊の中で最も難易度の高い舞踊形式の1つです。演者は刺しゅうを施した白い上着とキジの羽をあしらった帽子を身につけ、六管の楽器・芦笙を演奏します。最も困難なのは、メロディーを決して途切れさせてはならないという点です。難度が極めて高い動きを演じている間でも、踊り手たちは芦笙の演奏を止めることなく続けなければなりません。

 

演舞中、踊り手は水を満たした鉢の間を転がり、回転しながら、驚くほどの正確さで体のバランスを保ちます。踊り手は双飛燕、人間ピラミッド、滾地龍といった息をのむような動きを披露します。音楽、動き、呼吸、そして力がよどみなく重なり合い、この古代の芸術ならではの美しさを生みだしています。

 

1990年代以降、滾山珠は独自の芸術的価値と文化的意義により、国内外で高く評価されるようになりました。2006年には、中国国家級無形文化遺産の最初の登録対象の1つに選ばれました。

 

この芸術が保存されるに至った背景には、滾山珠の国家級伝承者であるWang Jingcai氏の数十年にわたる献身的な取り組みがあります。Wang氏は伝統舞踊に曲芸的な要素を取り入れることで、この芸術形式を辺境のコミュニティーから世界の舞台へと押し上げることに貢献しました。現在、現地の学校では滾山珠の授業が導入されており、若い世代がこの文化的遺産を受け継いでいます。

 

滾山珠は歴史の生きた記録であり、ミャオ族の不屈の精神を象徴するものです。芦笙の音色が響き渡り、踊り手たちが回転や跳躍を始めると、観客は卓越したスキル以上のものを目の当たりにします。そこには、1000年にわたる記憶、大切に受け継がれてきた伝統、そしてこの人々の揺るぎない精神が映し出されているのです。

 

ソース:Nayong Yongkang Cultural Tourism Investment & Development Co., Ltd.

 

  • 伝統的な立体陣形を演じる貴州省畢節市納雍県朱昌鎮の滾山珠の練習生たち

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