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正しい知識が力になる 重症筋無力症の市民講座が9月12日に愛知で開催

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アルジェニクスジャパン株式会社

2026年9月12日(土)、愛知にて重症筋無力症(MG)に関する市民公開講座「正しい知識が力になる。患者さんと学ぶMG(重症筋無力症)市民公開講座in愛知」が開催される。会場参加に加え、オンラインでの視聴にも対応しており、遠方からでも参加が可能だ。重症筋無力症という難病に向き合う患者、その家族、そして医療関係者や一般市民が一堂に集い、最新の医療知識と当事者の生の声を共有する場として企画された本講座は、知ることの大切さを改めて問い直す機会となる。

重症筋無力症、通称MGとは、神経と筋肉の接合部において信号伝達が正常に機能しなくなることで、脳から筋肉への指令が伝わりにくくなる自己免疫疾患である。まぶたが下がる(眼瞼下垂)、ものが二重に見える(複視)、話しにくい、飲み込みにくい、手足に力が入らないといった症状が代表的であり、症状の程度や現れ方は患者によって大きく異なる。症状は一日のうちでも変動しやすく、疲労とともに悪化する傾向があるため、日常生活に与える影響は多岐にわたる。MGは比較的まれな疾患であり、症状が多様であることから、病気への理解を深め、必要な方が適切な診断や治療につながることが望まれている。

参考:難病情報センターホームページ(2026年6月現在)

本講座の第一部では、二名の脳神経内科医による講演が予定されている。まず、トヨタ記念病院 脳神経内科 科部長の鈴木淳一郎先生が「知って安心!重症筋無力症 ―症状・診断・最新治療まで―」と題して登壇する。MGの基本的な病態から最新の治療法に至るまでが、専門医の立場からわかりやすく解説される予定だ。
続いて、安城更生病院 高齢福祉事業部長(院長補佐)/脳神経内科 介護老人保健施設長の杉浦 真 先生が「治療法が増えた今、どう選ぶ? ―医療者と一緒に決める重症筋無力症の治療―」と題した講演を行う。MGをめぐる治療の選択肢が近年急速に広がるなか、杉浦先生が焦点を当てるのが「シェアード・ディシジョン・メイキング」という考え方だ。これは、患者が治療において重視したいことを医師に伝え、医師が治療法や副作用などの情報を丁寧に提供したうえで、双方が協力して納得のいく治療方針を決めるプロセスを指す。治療方針はあくまで患者自身が決めるものであり、医師はその判断を支えるために治療の特性を十分に説明する責任を担うという理念が根底にある。日本では「共有意思決定」とも訳されるこの考え方は、患者が治療の主体となるための重要な視点として、近年の医療現場で注目を集めている。
第二部は、医師と患者によるトークセッションを予定している。「MGの”今”を話す。症状の気づきから、診察室での対話、そして日常のリアルまで」をテーマに、患者が異変に気づいた経緯、受診・診断に至るまでの過程、診断後の日常生活における困難などが語られる。

MGという疾患はまだ広く知られているとは言いがたく、患者が周囲から「怠けている」と誤解されることも少なくない現実がある。また、MGは長期的な治療や症状との付き合いが必要となることもあり、患者それぞれが自分なりの工夫を重ねながら生活している。本講座はこうした背景を踏まえ、MGと向き合う人、そしてMGのことをまだ知らないすべての人へ、正しい知識と理解の普及を目的として開催される。

開催概要
正しい知識が力になる。患者さんと学ぶMG(重症筋無力症)市民公開講座in愛知
日時:2026年9月12日(土)13時00分~15時00分(12時30分開場)
会場:豊田産業文化センター多目的ホール ※オンライン配信もございます
住所:〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町1丁目25
共催:一般社団法人全国筋無力症友の会/アルジェニクスジャパン株式会社
後援:中日新聞社

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