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健康寿命を延ばすために大切なこと 上皇の執刀医が語る血管と心臓

 長寿の時代。高齢化社会のさまざまな問題が取り上げられるたびに、「長生き」するだけでなく、できるだけ長く健康で自活する、いわゆる“健康寿命”の大切さに改めて目が向けられている。上皇の執刀医が書いた『血管と心臓 こう守れば健康寿命はもっと延ばせる』(天野篤著、講談社、税別1800円)が11月20日(木)に発売される。一瞬でも心臓に痛みを感じたら、軽くみないことを力説している。

 今年12月23日に92歳の誕生日を迎えられる上皇だが、13年前には狭心症で心臓の冠動脈バイパス手術を受けており、その手術を執刀したのが同書の著者。日本屈指の心臓血管外科医として知られる順天堂大学医学部特任教授であり、70歳となった現在も難手術に臨む日々を送っている。外科医としての実績の一方、予防医学を熱く説く医療者としても定評がある。

 力を注ぐのは、日常生活に制限のない健康な期間をいかに延ばすか、ということ。「みなさんは心臓に痛みを感じることがありませんか。そして、その痛みはどんなときに感じられたのでしょうか。じつは心臓の痛みは、みなさんの『健康寿命』と密接に関係しているのです」と著者。健康寿命を延ばすことを主眼に、血管と心臓の視点から説く。

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