まちが美術館になる1カ月 10月25日から宇和島フォトフェスティバル
愛媛県南部の宇和島市で、その地理的、文化的特性に焦点を当てたアートフォトの祭典、「宇和島フォトフェスティバル2025 UWAJIMA SIGHTS」(宇和島市)が10月25日(土)~11月24日(月・休)まで開催される。「Islands in Motion 動き出す故郷」をテーマに、宇和島が持つ魅力を国内外に発信するイベント。
宇和島の風景は、まるで海に浮かぶ「動く島々」のように、一つ一つが独立しながらも、見えない絆でつながっている。過疎化や高齢化、社会の分断が語られる現代、そこに暮らす人々の営みや静かな風景の中に潜む小さな変化、そして未来への兆しに光を当て、写真家たちが新しい視点を提示する。
宇和島市に点在するフォトフェスティバルの展示作品やアーティストについて解説する「UWAJIMA SIGHTS 2025展示作品ガイドツアー」(10月25日10時30分~12時、無料)や、不定期にどこかに現れる本屋「Phonton Observation Club」(10月25、26日11時~18時)、アーティストが写真を使って行うシルクスクリーンの体験型ワークショップ(10月25、26日11時~18時、1点500円~、事前申込制)なども開催される。
また、宇和島百景プロジェクトと連携して、イベントのテーマに沿ったアート性が感じられる写真作品を募集し、選ばれた作品を天赦公園に設置されている工事仮囲いなどに来年1月12日(月)まで展示する。ほかにも数多くのイベントを予定している。詳細は公式ホームページに掲載している。