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パート・アルバイトの希望年収は「壁」を意識か? 仕事探しに関する調査

 

 たくさん働いてたくさん稼ぎたいが、実際には年収の壁を意識してセーブしている——そんなパート、アルバイト希望者が多いようだ。アイデム(東京)が8月2日~9月5日の期間、運営する総合求人サイト「イーアイデム」を通じて応募した会員387人を対象に実施した、仕事探しに関する調査で明らかになった。

 パートまたはアルバイト希望者に希望する年収を聞いたところ、「100万円~106万円未満」が26.7%、「~100万円未満」が21.7%となり、106万円を超えない年収を目安にしている人の割合が約5割となった。半面、正社員希望者へ同様に聞くと「300万円~400万円未満」が45.6%、「400万円以上」が31.6%と、300万円以上を望む人の割合が約8割。どうやらパート、アルバイト希望者は、年収の壁を意識して、仕事を探している人が多い様子だ。だが、一方で201万円以上を希望する割合も約2割で、年収の壁を気にせず収入を得たいと考える人も一定数いる。

 求人に応募した理由をパート・アルバイト希望者に聞くと、「自宅から通いやすいから」が45.8%、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が43.8%、「希望の勤務時間帯だから」が37.1%と、フレキシブルな働き方を重視している。限られた時間の中で就労をしたいと思えば、通いやすさも同時に意識している様子だ。

 これが正社員になると、求人に応募した理由は「希望する仕事内容だから」が38.6%、 「能力や経験を生かした仕事ができそうだから」が36.8%となるなど、パート、アルバイトのトップだった「自宅から通いやすいから」の28.1%を仕事内容が大きく上回った。

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