伝統的なタカ狩りのデモンストレーション 万博のサウジアラビア王国館で開催

紀元前のはるか昔から、世界のあちこちで行われてきたというタカ狩り。日本でも貴族の遊びとして、また江戸時代には将軍や大名たちに愛されたと伝わる。大阪・関西万博のサウジアラビア王国館では、サウジ・ファルコンズクラブとの協力で特別なタカ狩りの展示を実施する。期間は9月15日(月)~20日(土)、9月22日(月)~25日(木)で、各日9時30分~12時30分まで開催予定。
タカ狩りはサウジアラビアの文化遺産の中心的存在で、その歴史は数百年にわたる。デモンストレーションではその伝統に敬意を表し、熟練したタカ匠が、代々受け継がれてきた伝統的な技法や、タカ匠とタカとの間で交わされる独特のコミュニケーションを実演する。また、日本の伝統的なタカ狩りとの共通点も紹介する。来場者は、サウジアラビア固有のさまざまなタカの品種を知ることもできる。
サウジアラビア王国館では、10月13日(月)まで、サウジの文化・遺産・芸術を紹介するライブパフォーマンスやダンス、伝統芸能を開催している。