
FCバレイン下関(3年連続5回目)

山口県代表決定戦で、Ac.Boa sorte山口宇部を3―0で下し、3年連続5回目の本戦出場を決めた。福原康太監督は「ここからが本番。Jリーグに勝つことが目標」と意気込む。初戦の会場は地元の下関市で、これまで以上に練習に熱が入っている。
20代前半の若手メンバーが多く、勢いに乗れる力がある。県代表決定戦では前半、MF稗田凌太が先制。その後も多くの選手が積極的に攻撃に参加し、後半に2点を加えた。全員でつながりながら攻めていけるのが持ち味という。注目選手はMF金子遼太郎。「機転が利き、状況を見て的確な指示を出してくれる」と福原監督は信頼を寄せる。
初戦の相手は、岡山の環太平洋大FC。1度負けたことがあるチームで、入念に対策を練っている。轟凌磨副主将は「地元の多くのサポーターが来てくれる負けられない一戦。バレインの強さを示すチャンス」と闘志を燃やしている。
(中国新聞)