
アルテリーヴォ和歌山(17年連続17回目)

第30回和歌山県サッカー選手権大会の決勝が行われ、アルテリーヴォ和歌山が南紀オレンジサンライズFCに8-0で勝利し、17大会連続17度目となる天皇杯出場を決めた。
県内では圧倒的な強さを誇る。今季からチームを指揮する三枝寛和監督は「だんだん内容も良くなってきた。やりたいことができるようになってきた。あとは強度の高い相手に、どれだけできるか」と意気込む。天皇杯はその実力を示す、格好の舞台だ。
1回戦の相手はFC BASARA HYOGO(兵庫県代表)。関西サッカーリーグ1部でJFL昇格を争う相手と、天皇杯では一発勝負の舞台で戦うことになる。和歌山県出身でキャプテンを務めるDF小久保裕也は「Jリーグのチームと戦えるかもしれないことはモチベーションになる。そのためにも、まずは目の前の試合を戦っていきたい」と初戦突破に意欲を燃やしている。
(雨堤俊祐)