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「生でライブを見ているような感覚を映画館で味わうことができる作品です」詩羽『パリピ孔明 THE MOVIE』【インタビュー】

 なぜか現代の渋谷に転生した三国時代の天才軍師・諸葛孔明(向井理)は、アマチュアシンガーの月見英子(上白石萌歌)の軍師となり、共に音楽の力で“天下泰平”を目指すことに…。人気コミックを原作とするテレビドラマを映画化した『パリピ孔明 THE MOVIE』が、4月25日から全国公開される。本作で2人に対抗するシンガーのshinを演じた詩羽に話を聞いた。

詩羽(C)エンタメOVO

-まず、出演オファーがあった時の気持ちから聞かせてください。

 ドラマの方では、詩羽としてカメオ出演のような形で出演させていただきましたが、全く別の役で映画にも出させていただくことになり、ビジュアルがほとんど同じ状態で、ドラマとは別の役で出るというのは一つの挑戦だと思いました。それをしようと思った製作チームは面白いなと感じましたし、全然違う役だからこそ、shinという役を演じ切りたいと思って、純粋にうれしかったです。

-もともと「パリピ孔明」にはどういうイメージを持っていましたか。

 ドラマを見ていても、皆さんが音楽をこよなく愛しているというのはすごく伝わってきました。その中で、歴史が交錯したり、人とのつながりが大事になってきたり、青春もありつつ、音楽というものに重きを置いている音楽ラブの人たちが集まっている作品だという印象がありました。

-最初に脚本を読んだ時はどんな印象でしたか。

 お兄ちゃん役の神尾楓珠さんと初めてご一緒させていただくことになったのですが、妹役は初めての挑戦だったので、どんなふうに演じることができるのかと思いました。あとは、台本の時点ではライブシーンでまだ見えないところがたくさんあったので、本番ではどうなるのかというのがすごく楽しみでした。

-役作りのために工夫したことやshinのこういうところが好きだと思った部分はありますか。

 shinはすごく素直な子だと思いました。音楽に対する愛も感情も真っすぐで、素直だからこそ感受性がすごく豊かです。私は素直じゃないところがあると自分で理解しているので、shinの素直さや、お兄ちゃんに真っすぐ自分の思いを伝えるところは、素直でいようと意識して演じたと思いますし、そういうところは私がすごく憧れる部分でもあると思います。

-shinを演じたことで何か変化はありましたか。

 特にないです。私は素直じゃないところがいいところでもあると思っているので。素直じゃないところが自分にはあると理解した上で、shinのような素直な人間ってすごくいいなと思いました。

-映画版はかなりスケールアップしていましたね。

 皆のスタイリングが、引き算を知らないスタイリングというか、皆足し算で出来上がっているキャラクターたちで、全員が主人公のようなビジュアルでインパクトがあるので、派手なファッションがすごく好きな人間としてはうれしかったです。皆キャラが強いけど、歴史の学びがちゃんとあちこちにあったりするという、変なギャップの面白さがすごく好きでした。本当に皆派手派手な衣装なので、人にあげることもできないぐらい印象的かなと思います。

-shinのスタイリングについてはいかがでしょうか。

 私のライブ衣装は、スパンコールのセットアップに羽を付けたものになっているんですけど、あんなに大きな羽を付けてライブをすることはなかなかないことでしたし、どういうふうに皆さんの目に映るのかが分からなかったので、「これはおかしくない?大丈夫?」という不安はありました。でも本気で歌って本気で演じることによって、あそこの画がすごくかっこいいものに仕上がったことは、後から見て安心しました。

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