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ポルベニル飛鳥(初出場)

 昨年と同じカードとなった奈良県予選決勝で、13連覇を目指す奈良クラブを後半のアディショナルタイムの決勝弾で破った。昨年は0―0からPK2―4で惜敗。雪辱を果たした美濃部直彦監督は「県予選の歴史に変化を入れるチャンス」と選手たちを鼓舞。関西社会人1部リーグの若いチームを初の本戦出場に導いた。

 奈良県の中南和地域、橿原市を拠点に1979年に、橿原フットボールクラブを設立。2003年に他クラブと協議合意を図り、NPO法人ポルベニルカシハラスポーツクラブを設立。ジュニアから社会人まで4つのカテゴリーで活動を続けている。ポルベニルはスペイン語で「未来」。

 社会人チームは2018年に関西2部に上がり、トップチームをポルベニル飛鳥に改称。20年に1部に昇格。2季目の今年、天皇杯出場のビッグチャンスをつかんだ。

 若手が多く、経験不足は否めないが、ベテランMF、志水克行主将は「1回戦を突破すればJリーグチームと対戦できる。いい経験になる。チャレンジしたい」と意気込む。

 

(奈良新聞)

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