大学生のための弁当の日料理教室 開催報告
2013年9月19日(木) 東京・銀座にて、大学生のための弁当の日料理教室 が行われました。
このイベントは、東京ガス株式会社が主催し、食でつながる実行委員会の協力で行われ、最後には九州大学農学部助教の佐藤剛史氏の「お母さんのハンバーグ」のスライド動画が紹介され、これから親となっていく大学生に向けてのメッセージが伝えられました。
この日は、大学生21人がお弁当作りに挑戦。 カレーおにぎりに、お弁当の定番である卵焼き、鳥の唐揚げをはじめ、栄養のバランスを考えた焼き野菜が今回のメニュー。おなじみのお弁当の定番メニューとはいえ、調理のデモンストレーションではメモを取りながら聞いている人もいて皆さん真剣そのもの。
今回の参加者のお料理の経験は、日ごろから良く作っているという人から、余り作ったことが無いという人までさまざまでした。卵焼きのかえしに苦戦している姿も見受けられましたが、さすがは大学生、同じ調理台でそれぞれが自分の役割をきちんとこなしていました。
初めて会う人達との調理でしたが、調理後の試食時にはお互いのことを話したり、料理の出来栄えについて話したりと、各テーブルは食を通した楽しいコミュニケーションの場となり、いつしか各テーブルからは笑い声が聞こえてきました。そんな交流があった中で流れたスライド動画「お母さんのハンバーグ」の紹介では目頭を押さえる人も。
数時間という時間の中で、料理を通して他の人とのコミュニケーションが生まれ、改めて食の大切さ、食が心を育てるということに気付かされた大学生たち。今度は自分たちが親になっていくのだから、という意識が強くなり、自分たちの食について、これからについてを考えるいい機会となっていたようです。











