食育・子育てイベント 親子みそ作り教室 & 食育講演会開催報告
10月17日(土)長崎県佐世保市中央公民会にて、住友生命の協賛により、親子みそ作り教室と、弁当の日の講演会が開催されました。
第一部は、地元原味噌店の協力によるみそ作り教室には約60名の親子が参加。
佐賀県産大 豆、長崎県産の米麹と麦麹、佐賀県の一の塩 というとびきり贅沢な 材料を使ってお味噌作りをしました。
お味噌を作りながら、清和女学院中学高等学校の中尾慶子先生が味噌の効果などお話くださいました。大人も子どもも真剣 そのもの。3キロのお味噌を味噌樽につめて持ち帰りました。半年後、おいしいお味噌の出来上がりが楽しみです。
第二部では、福田泰三先生による講演会。約1 00名の方が参加しました。
福田先生は、早ね早起き朝ごはんを目的に「みそ汁の日」を実施したが、一週間で子どもたちが変わった。今。誰かのために何かをするというのを嫌がる子が多 い。「弁当の日」は、自分がすることを誰かが喜んでくれることを”うれしい”と思う子どもたちを育てることができる、と話しました。
この日は実際に弁当の日を経験した教え子のみなさんも参加。
「小学校の時にみそ汁の日を通して調理に 興味をもち、高校も調理関係に進みました。お母さんの日 ごろの大変さが分かったり、もっとお手伝いをしようと思いました」
「私は受験生、長崎を出て一人暮らしをしようと思っている。みそ汁の日、弁当の日の経験を通じて、自分のことは何でもできるのは今 でも強みになっている。自分も子どもが生まれたら、同じようなことをして育ててい きたい」
「大学で保育士をめざしている。食に問題のある子も多く、子どもに食べることは楽しいんだよ と教えることは難しいと今回の実習で考えさせられた」と語りました。
参加者のからは、
「初めて福田先生の講演会に参加したが、感動で涙が止まらなかった。子どものことで悩んでいる母親はたくさんいるので、一緒に参加できればよかった。機会があれば、また参加したい」
「長崎県内、そして全国でこの講演をしてもらい、子どもと親、心身の健康の輪が広がっていってほしい」
「今までの食事を反省し、内容と子供のかかわりを見直した。少しずつ子供にも料理を作らせていきたい」などの声がよせられました。まだまだ佐世保では認知度の低い「弁当の日」ですが、盛り上がるきっかけになったと思います。もっとひろがれ弁当の日、in 佐世保!







