サントリー美術館 2027年 展覧会スケジュール決定
六本木開館20周年記念展
2026年10月7日 11:00
サントリー美術館
https://www.suntory.co.jp/sma/
サントリー美術館(東京・六本木)は、 2027年3月30日、六本木に移転開館して20周年を迎えます。
節目となる2027年は、「六本木開館20周年記念展」として4つの企画展を開催します。
1961年に東京・丸の内に開館して以来、当館は「生活の中の美」を基本理念とし、 2007年の六本木移転を機にミュージアムメッセージ「美を結ぶ。美をひらく。」を掲げて、日本美術の発展と普及に資する活動を展開してまいりました。
ガラスをコレクションの柱のひとつとする当館ならではの切子展に始まり、洋風画家・司馬江漢の魅力に迫る展覧会、サントリー美術館では20年ぶりとなる国宝≪鳥獣戯画≫の展観、そして建築家・隈研吾氏が「都市の居間」を目指して設計した当館の空間と共にコレクションを堪能いただける展覧会まで、2027年のサントリー美術館にどうぞご期待ください。
六本木開館20周年記念展Ⅰ 切子 KIRIKO
会期:2027年3月10日[水]―5月16日[日]
ヨーロッパのカットガラスへの憧れを原動力として、江戸時代後期に誕生した日本独自の手彫りのカットガラス――切子。切子は、蘭書から得た知識に学びながら、国内で従来行われていた技術を改良・応用することで生まれた、画期的な存在でした。本展では、江戸時代後期から明治時代前期に至る切子の技術的な〈すごさ〉と、そのような〈すごい〉ものの製造に成功した京都・大坂、江戸、さらには薩摩・長州・佐賀の各藩の様相に、最新の研究から迫ります。
六本木開館20周年記念展Ⅱ 司馬江漢の世界(仮称)
会期:2027年6月23日[水]―8月15日[日]
司馬江漢(1747/48~1818)は、江戸時代半ばに日本初の腐食銅版画を成功させた絵師です。はじめ浮世絵や南蘋風花鳥画を手掛けましたが、奇才・平賀源内らとの出会いを契機に西洋画法を学びました。西洋風俗や日本風景などを題材とし、油彩画から銅版画、水墨画まで多彩な作品を制作しています。また、蘭学者として世界地図の製作や地動説の紹介など幅広い活動をしました。本展では、未知なる世界に関心を寄せ、挑戦し続けた江漢の魅力に代表作を通じて迫ります。
六本木開館20周年記念展Ⅲ 鳥獣戯画(仮称)
会期:2027年9月15日[水]―10月24日[日]
2007年の六本木開館記念展以来、20年ぶりに当館で国宝《鳥獣戯画》を展観します。《鳥獣戯画》といえば、当代随一の知名度と人気を誇る国宝絵巻です。しかし、制作当初から日本を代表する絵画だったわけではありません。いつからか京都の栂尾山高山寺にもたらされ、火災や兵乱をくぐり抜けながら大切に守り伝えられてきました。本展では、高山寺のもうひとつの国宝絵巻《華厳宗祖師絵伝》もあわせてご紹介しながら、知られざる《鳥獣戯画》の伝来の歴史をたどります。
六本木開館20周年記念展Ⅳ 都市の居間 ―国宝・重要文化財と共にくつろぐ(仮称)
会期:2027年11月27日[土]―2028年1月10日[月・祝]
六本木に移転開館して20周年を迎える2027年、 サントリー美術館の国宝・重要文化財は20件(国宝1件、重要文化財19件)を数えます。このあゆみを振り返るべく、展示室では当館所蔵の国宝・重要文化財の全20件をいろいろな形で展示します。また、都市の中の「居間」として構想されたこの美術館建築において、文化財に加え音楽の美、景観の美を公開します。20周年の締めくくりとして、いつもと異なる表情のサントリー美術館で過ごす年末年始のひとときをお楽しみください。
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