不登校の子どもたちに「社会経験の機会」を提供
~近畿労働金庫 会員と連携しNPOを支援~
近畿労働金庫(理事長 宮﨑 正)では、会員労働組合(以下、会員)や生活協同組合等で構成される店推進委員会と当金庫の支店が、子ども・子育て支援に取組むNPO等の非営利団体を支援する「推しのNPOプロジェクト」を実施しています。
本プロジェクトを通じて、梅田支店推進委員会は、フリースクールを運営する「NPO法人 ここ」に通う子どもたちを、会員の職場に招待し、仕事体験や働く大人との交流を図る機会を提供しました。
本記事では、梅田支店推進委員会が提供した「社会経験の機会」についてご紹介します。
経過
梅田支店推進委員会では、「NPO法人 ここ」と交流を深める中で、「不登校の子どもたちは、社会経験を積める機会が少ない」という課題を知りました。その課題を受け、複数の会員から、社会経験のひとつとして自分たちの職場見学と働く大人たちとの交流を通じて、「働くこと」を身近に感じてもらおうと協力の申し出があり、社会見学が実現しました。
「社会経験の機会」を提供
梅田支店推進委員会の中から、YKベーキングカンパニー労働組合とNTT労働組合ドコモグループ本部ドコモ関西総分会が子どもたちを職場に招待しました。
株式会社YKベーキングカンパニー東淀工場(パン製造)の社会見学
YKベーキングカンパニー労働組合では、パン工場見学とパン製造体験を子どもたちに提供しました。
工場見学では、作業場を間近で見学できるよう準備され、それぞれの工程で社員の方からとても分かりやすい丁寧な説明がされました。パン製造体験では、社員の方の説明を聞きお手本を見ながら、全員がクリームパン製造の一連の作業を体験しました。
最後まで飽きることなく、見学と製造体験を終えた後、社員の方々と交流する時間が設けられました。質問タイムでは、「仕事していて、どんなところが楽しいですか?」などの子どもたちからの質問等に対して社員の方が丁寧に応え、この社会見学をとおして子どもたちは「働く」ということを身近に感じた貴重な機会になりました。
最後に、子どもたちが作った焼きたてパンがテーブルに並べられました。「おいしい!」という第一声を受け、次々と子どもたちが美味しそうにかぶりつく様子に、社員の方々も思わずにっこり。子どもたちも、社員の方々も、当金庫職員も皆が笑顔と充実感であふれた一日となりました。
パンの製造工程をのぞきこむ子どもたち。ギリギリまで近づいて見学できるよう準備くださいました。
パン製造体験。後で自分たちが作ったパンの焼き立てを食べることができると聞いて、大喜び!
「自分のパンどれかな?」とソワソワ。社員の方から「熱いから気を付けてね」と声掛けされるも「パクッ!」
NTTドコモ西日本ネットワークオペレーションセンター(ドコモ大阪南港ビル)の社会見学
NTT労働組合ドコモグループ本部ドコモ関西総分会では、上記センターのオペレーションルームや携帯電話等の展示コーナーの見学と災害対策シミュレーションゲーム体験が提供されました。
子どもたちは、普段利用しているネットワークシステムに関する説明等に耳を傾け、自ら手をあげて質問するなど興味深く参加しました。
また、展示コーナーでは、入口にある初期の携帯電話に皆がわっと集まり、興味津々。歴代の電話の展示に「こんなにあるの?!」とびっくりしたり、「昔の電話おもしろい!このダイヤルまわしてみたい!」などと話しながら展示コーナーを見てまわる、楽しそうな子どもたちの姿がありました。
災害対策シミュレーションゲーム体験では、二人一組でタブレットを使い、お互いにサポートし合いながら、ゲーム形式で学びました。
子どもたちからは「楽しかった」「おもしろかった」などの声が聞かれ、この社会見学をとおして子どもたちの世界がすこし広がった様子でした。
展示コーナーでは、「これ、なーに?」「これ、かわいいね」などと、盛り上がる子どもたち。
屋上施設を見学、社員の方から説明を聞き、手を挙げて質問する子どもたち。
互いにサポートし合いながら、体験ゲームを進める子どもたち。
今後の展開
当金庫は福祉金融機関として、誰もが安心して生活できる社会づくりに向けて、地域の社会課題に取り組むNPO等を一貫して支援しております。
2025年度に新たにスタートした「推しのNPOプロジェクト」での取組みをとおして、子ども・子育て支援に取り組むNPOの皆さまとの連携を深め、地域の子ども・子育て環境の改善に貢献していきます。
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