ナティクシスCIBがジャパン・フォーラム2025を開催-ナティクシス銀行東京支店の新規開業も祝賀
ナティクシス・コーポレート&インベストメント・バンキング (ナティクシス CIB)は、年次フラッグシップイベントである「ナティクシスCIBジャパン・フォーラム」を本年は政府が主催する「Japan Weeks」に参加するかたちで東京會舘にて開催しました。
第一部では、東京大学大学院の渡辺努教授をお招きし、ナティクシスCIBの専門家とともに日本経済及び世界経済に関する経済セミナーを行いました。
第二部では、金融庁総合政策局長の堀本善雄氏、自由民主党政務調査会長・衆議院議員の小林鷹之氏、ナティクシスCIBのCEOモハメド・カララ及び当社経営陣とともに、ナティクシス銀行東京支店の新規開業を祝しました。
世界経済の不確実性と継続するトランプ大統領の関税の影響により、貿易の流れ、投資行動、資本市場の再構築が進んでおり、アジア太平洋地域全体への米国関税の波及効果に注目が集まっています。日本の経済成長は、為替の変動圧力と政治的変化の影響を受けています。緊迫した世界的な金利状況は政策環境をさらに複雑にしており、日本銀行は今後の経済回復見通しを不安定化させることなく緩和的な政策を調整するというデリケートな課題に直面しています。現状のダイナミックな局面においては、急速に進化するマクロ経済情勢を乗り切るための課題と機会を慎重に評価する必要があります。
この不安定で不確実な世界において、日本は企業の変革を通じてさらなる価値を引き出す機会に溢れており、世界の投資家より、一層の注目を集めています。ナティクシスCIBは、主要セクター全般における専門性をもとに日本でのビジネスを拡大することで、顧客に大きな価値を提供し、日本経済全体の発展を微力ながら支援してまいります。
ナティクシス CIB アジア太平洋地域最高経営責任者(CEO)であるブルーノ・ル・サンは次のようにコメントしました。
「成功には、適応力とイノベーションが必要であると認識しています。私どもは、ナティクシスCIBが世界中で培った経験と知見を活かすことにより、技術の進歩や、サステナブルファイナンスの新潮流、新しい市場の開拓、規制環境の発展等が見込まれる時代においても、変化を受け入れ、新しい機会を捉えることができる体制を確立してきました。アジア太平洋地域の要である日本は、今後も、グローバルファイナンスの将来の形を作っていくでしょう。そして、私たちはこのエキサイティングな旅に積極的に関与し、貢献してまいります」
ナティクシス CIB 日本における代表者である長廣牧人は次のように付け加えました。
「今年のナティクシスCIBジャパン・フォーラムは、現在のマクロ経済情勢について話し合う機会のみならず、東京支店の開業を祝す場でもありました。日本でのナティクシスCIBの成長と成功は、大切なお客様やパートナーと築いてきた長期的な関係なしでは不可能であり、今後もこの関係を広げ、更に強化していくことを、従業員一同楽しみにしています」
日本および国内で活動するグローバルのお客様に資する広範な専門知識を提供するナティクシス CIBは、資本市場、M&A、投資銀行、資産担保金融などの分野を専門とし、インフラ、エネルギー(再エネ含む)、保険、輸送、ヘルスケア、通信、テクノロジーなどの主要セクターにおいて高いケイパビリティを発揮しています。
ナティクシス CIBは、日本において30年以上の事業活動の歴史を有しており、本邦市場に長期的にコミットしています。当社のアジア太平洋地域における重要な戦略的優先事項の1つは、日本における事業活動の継続的な国際化です。ナティクシス CIBは幅広い国際的専門知識とGroupe BPCEの強みを活用して、さまざまな業界、機関投資家、保険会社、銀行、金融スポンサー、公共部門の組織にサービスを提供しています。
【ナティクシス CIB について】
ナティクシス CIB は、世界各国の事業法人、金融機関、政府機関、国際機関に対して、アドバイザリー、インベストメントバンキング、融資、コーポレートバンキング、資本市場に関わるサービスを提供する世界有数の金融機関です。
世界約 30 カ国の専門家が戦略的な助言を提供し、お客様の事業成長と変革を支援いたします。また、ナティクシス CIB は、自社の金融ポートフォリオを「2050 年カーボンニュートラルの実現」に沿ったものとするとともに、お客様の事業活動より生じる環境負荷の低減を支援させていただきます。
ナティクシス CIB は、バンク・ポピュレールとケス・デパーニュグループのリテール・ネットワークを有する、フランス第 2 位の金融グルー プである BPCE グループのグローバル・フィナンシャル・サービス部門に属しています。ナティクシス CIBは、BPCE グループの財務力と、高い信用格付(スタンダード&プアーズ:A+、ムーディーズ:A1、フィッチ・レーティングス:A+、R&I:A+)の恩恵を受けております。









