環境対応タイルカーペットバッキング「サスティブバック」が 2025年度グッドデザイン賞を受賞
2025年10月15日
東リ株式会社
環境対応タイルカーペットバッキング「サスティブバック」が
2025年度グッドデザイン賞を受賞
東リ株式会社(本社:兵庫県伊丹市 代表取締役社長:永嶋元博)は、2025年10月15日、環境対応タイルカーペットバッキング「サスティブバック」におきまして、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。
同賞の審査委員の評価におきまして、以下のコメントをいただきました。
「デザイン業界における素材リサイクルは新製品の決定的な特徴の一つであり、サスティブバックはこの取り組みに極めて重要な貢献をもたらしている。床材のリサイクル量は膨大であるが、独自の技術を用いてパイル層とバッキング層を分離することなく全層を丸ごとリサイクルすることを可能とした。タイルカーペットのバッキングにおけるブレークスルーである。繊維層を廃棄する従来の方法とは異なり、このシステムではタイルカーペット廃材の100%近くを回収し、高品質な原料に生まれ変わらせている。大規模なチップ製造設備を背景に、最大で年間8,000 tの処理量を実現し、産業廃棄物とCO₂排出量を大幅に削減している。サスティブバックは、工場で出る切れ端と、認定された全国的なプログラムを通じて回収された使用済みタイルの両方をリサイクルすることで、正真正銘「ゆりかごからゆりかごまで」完全循環型のライフサイクルを可能にしている。」
■サスティブバックの特長
独自のマテリアルリサイクル技術により、タイルカーペットのパイル層(表面繊維層)とバッキング層(塩ビ樹脂層)を分離することなく、全層を丸ごと原材料に還元。
タイルカーペット製造時に発生する端材のみならず、広域認定制度を活用して回収した使用済みタイルカーペットをリサイクルし、完全循環型のシステムを構築。
■サスティブバック採用品
GA-3600サスティブバック、アルトグラン、ソコイタリクラシック、GA-100EM
個別の商品概要につきましては、東リホームページをご覧ください。