京セラの電子投開票システム「デジ選®」向けアプリが「2025年度グッドデザイン賞」を受賞
審査員の選ぶ「私の選んだ一品」にも選出
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、以下京セラ)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2025年度グッドデザイン賞」において、誤記による無効票を防ぎ、誰もが簡単かつ公平に投票できる電子投開票システム「デジ選」向けアプリが、「2025年度 グッドデザイン賞」を受賞しましたので、お知らせします。
さらに今回、審査員ひとりにつき一品だけ選ぶことができるお気に入りのデザイン、「私の選んだ一品」にも選ばれました。
「デジ選」使用イメージ
<「デジ選」向けアプリのデザインのポイント> 1.疑問票や無効票を解消しつつ、人員と時間を要する開票作業の負担を軽減 2.文字やボタンを大きく表示し、操作回数も必要最低限にすることで、年齢性別問わず誰でも明快に操作可能な デザイン 3.候補者の人数や名前の長さに応じて、フレキシブルに変化するレイアウトで公平性を担保 |
■受賞製品「デジ選」について
急速なデジタル化が進む一方、国内の選挙は依然として紙投票が主流であり、疑問票・無効票の発生や自分で書くことが困難な方への負担、煩雑な開票作業など多くの課題を抱えています。京セラの電子投開票システム「デジ選」は、これらの課題を解決するため、「年齢や性別を問わず、誰もが明確で簡単に投票できる公平な電子投開票」を目標に開発しました。
<製品の主な特長>
・誰もが使いやすいUI/UXデザイン
高齢の方にも配慮し、文字やボタンを大きく表示。操作回数を最小限に抑え、候補者名をタップするだけで投票可能。誤記や無効票を防止。
・柔軟で公平性の高い画面レイアウト
候補者数や名前の長さに応じてレイアウトを自動調整し、表示サイズを統一。候補者が多い場合は五十音表で絞り込み検索が可能。
・効率的で安全な開票機能
外部記録媒体から投票データを読み取り集計し、重複集計を防止。作業時間短縮と人的ミス削減を実現。
・高い安全性と信頼性
ネットワークを経由しないスタンドアローン方式で外部記録媒体に保存。サーバー過熱や通信障害のリスクを低減。
■審査委員評価コメント
電子投票は紙の投票と比較して、疑問票・無効票を減らすことができ、開票の手間・スピードも大きく改善できるなど、行政DXの中でも明確な効果が期待できる分野である。一方、システムトラブル等の懸念から、実際に電子投票が実施された例はいまだ少ない。8年ぶりの電子投票を成功させた本対象は、現状から一歩踏み出す挑戦を行い、新たな風穴をあけた取組として高く評価したい。次の地方選挙では、この後に続く自治体が増えていくことを期待する。
■「私の選んだ一品 2025 グッドデザイン賞 審査委員セレクション」の概要
2025年度グッドデザイン賞審査委員が選ぶ、個人的にお気に入りや気になる受賞デザインをコメントとともに紹介するグッドデザイン賞の人気企画です。本年は96名の審査委員が選んだ「一品」を3期に分けて展示。会場でのトークイベントも実施します。
項 目 | 内 容 |
会 期 |
1期「ときめき」:10/15(水)~10/27(月) 2期「気づき・おどろき」:10/29(水)~11/9(日) 3期「わくわく」:11/11(火)~11/23(日) ※京セラ製「デジ選」は3期のみ展示 |
開場時間 |
11:00~20:00(各期の最終日は17:00終了) ※休廊日は入れ替え期間以外なし |
会 場 |
GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F) |
オンライン展示URL | |
主 催 |
公益財団法人日本デザイン振興会 |
■「デジ選」の詳細については、当社ホームページをご覧ください
製品ページ:https://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/office/phone/app-service/app/digi-sen/
※「デジ選」は、京セラ株式会社の登録商標です
※ ディスプレイの表示は、すべてイメージです