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福建省の第19回「Shuxiangbamin」読書月間がまもなく開催

 

福建省の第19回「Shuxiangbamin」読書月間がまもなく開催

 

AsiaNet 201097 (0219)

 

【南平(中国)2025年9月25日新華社=共同通信JBN】9月28日、第19回Shuxiangbamin Reading Month(Shuxiangbamin読書月間)の開幕式およびFujian Public Reading Promotion Conference(福建省公共読書推進大会)が南平市建陽区で開催されます。中国共産党(CPC)福建省委員会宣伝部が主催し、CPC南平市委員会宣伝部、CPC建陽区委員会宣伝部(CPC Jianyang District Committee)などが共催するこの活動は、「本を楽しみ、未来を受け入れる」をテーマに、中国の伝統文化を尊重し、すべての人に読書を促し、福建省を文化大国にすることを目指しています。

 

イベント当日は、朗読、プレゼンテーション、新刊の出版、協定書の調印、本の寄贈などが行われるほか、「Strait Cup」Digital Publishing Skills Competition(「海峡杯」デジタル出版技能コンテスト)と「Zhuzi Cup」Chinese Poetry Competition(「朱子杯」中華詩詞コンテスト)の代表者に旗が授与され、第19回Shuxiangbamin Reading Monthの幕開けを飾ります。800平方メートルで展開される書籍市には40の出版社、3600冊を超す書籍、150点の文化・創造的製品が一堂に会して、読書環境を育む南平市と建陽区の努力の証しとなります。

 

「書物の都」と称えられた建陽区は、宋代から清代初期にかけて中国木版印刷の中心地の1つでした。朱熹(Zhu Xi)はこの地で講義を行い、12世紀には考亭学派を創始し、それはきわめて重要な哲学でした。近年、建陽区は市民の読書愛好を育成するために伝統文化を提唱し、2024年に中国共産党(CPC)中央宣伝部からExcellent Reading Project(優秀読書プロジェクト)に選ばれ、2025年にはExemplary Case of the China Young Student Reading Campaign(中国青年学生読書運動の模範事例)に選出されました。

 

建陽区は読書環境を醸成しようと努め、農村部と都市部に48の公共ブックバーを建設し、それぞれの施設で特色ある活動を企画しました。例えば、Kaoting Academy Book Barでは専門家が市民に宋代の書物「Reflections on Things at Hand:The Neo-Confucian Anthology(近思録―新儒家文選)」の理解を指導し、Huahai Book Barでは古代哲学の文化講座が開催され、Zhuzi Studyでは観光客がバーチャルの朱熹と交流することができます。さらに、ドキュメンタリークラブ、児童向け物語クラブ、中国伝統の啓蒙学校などが設けられ、その他にも多彩な活動が多数展開されています。

 

ソース:CPC Jianyang District Committee

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