10/5(日)、科学者、政策決定者、企業のトップらが、科学技術と人類の未来を議論する STSフォーラムが開幕
<開会式に天皇皇后両陛下がご臨席になります>
STSフォーラム(科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム)は、第22回年次総会を、2025年10月5日(日)から10月7日(火)の3日間、国立京都国際会館にて開催いたします。
本年の開会式には天皇皇后両陛下のご臨席を賜り、天皇陛下には各国からの参加者に向けて英語でお言葉をいただく予定です。天皇陛下におかれましては、皇太子殿下でおられた際にこれまで5回のご臨席をいただいており、皇后陛下におかれましても2017年に天皇陛下とご一緒にご臨席を賜りました。
2024年 開会式(石破内閣総理大臣からのビデオメッセージ)
本フォーラムでは、14名のノーベル賞受賞者を含む世界的な科学者をはじめ、各国の科学技術大臣、企業のトップ、研究機関の責任者、大学学長、影響力あるジャーナリストなど、様々な分野のオピニオンリーダーが一堂に会します。参加者たちは様々な視点から、国境や専門分野の垣根を越えて、100年から500年先の人類の未来を見据えた科学技術の課題や方向性について議論を展開するとともに、喫緊の課題であるAIと社会の問題について「2030年以降のAI」と題して意見交換します。
《会議名》 STSフォーラム2025 第22回年次総会
(STS forum 2025 – The 22nd Annual Meeting)
《開催日》 2025年10月5日(日)~2025年10月7日(火)
《会場》 国立京都国際会館(京都市左京区岩倉大鷺町)
《参加者》 80を超える国、地域、国際機関からおよそ1,400名が参加(2024年実績)
■プログラム
全体会議 12セッション、分科会 22セッションの合計34セッション
■ 主なテーマ
【開会式】
・「2030年以降の世界を見据えて – 科学技術と人類の未来」
【AI関連テーマ】
・「2030年以降のAI」
・「AI が2030年まで、そしてそれ以降にもたらす世界的影響 ― 次の10年へのロードマップ」
・「AIと未来の大学:戦略的リーダーシップ、文化、多様性、そしてグローバルな公平性」
・ヘルスケアにおけるAI:「診断、医者と患者」 「研究」 「グローバルヘルス」
・ビジネスにおけるAI :「仕事の消失と創出/再教育の機会」 「機会」
「材料、デバイスと解析計算」
・政府におけるAI :「立法ガバナンス/リーダーシップ選定」
「サービスと提供のあり方」 「内外安全保障」
・社会におけるAI :「ソーシャルネットワークとコミュニケーション」
「教育/知識」 「社会基盤」
【その他の主なテーマ】
・「ゼロカーボン社会に向けた持続可能性への道」
・「未来を切り拓くビジネス」
・「脳の健康と拡張の最前線」
・「科学コミュニケーション」
・「国際頭脳循環」 など
※全体のプログラムについては、当フォーラムホームページ( https://www.stsforum.org/kyoto2025/ )をご参照ください。
この他、サイドミーティングとして「国際科学技術関係大臣会合」や「気候変動に関する地域的対応(RACC17)」、各分野から選ばれた若手リーダーにノーベル賞受賞者との直接対話の機会を提供する「若手リーダーとノーベル賞受賞者との対話」などを開催します。
■ 主な登壇予定者
天皇皇后両陛下御臨席の他、各国の科学技術担当大臣、ノーベル賞受賞者12名を含む各国・地域・国際機関の研究機関や大学・政官界・経済界のリーダー200名以上が登壇予定。
■ 言語
[英語]
■第22回年次総会 開催の目的
STSフォーラム(科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム)は尾身幸次元財務大臣・元科学技術政策担当大臣によって2004年に創立され、今回で第22回目の年次総会となります。毎年、ノーベル賞受賞者を含む世界的な科学者、政策決定者、企業経営者、研究機関長、大学学長、ジャーナリストなどのオピニオンリーダーが京都に集い、国境・分野を越えて人類の未来のために100年から500年先を見通して様々な課題について科学技術の方向性を議論し、世界的なネットワークを構築する「場」を提供することを目的としています。2021年3月より小宮山宏が理事長を務めています。
■組織概要
法人名 : 特定非営利活動法人STSフォーラム(NPO法人STSフォーラム)
設立 : 2006年3月
所在地 : 東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル 419号室
代表者 : 理事長 小宮山 宏
事業内容 : 国際フォーラムの開催事業、
科学技術と社会に関する国際的な問題に関する調査・研究事業、
科学技術と社会に関する国際的な問題に関する情報提供、普及・啓発事業
URL : https://www.stsforum.org/