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第3回 都医学研 都民講座を8月1日(金)に開催します

光るタンパク質で科学を、社会を激変する!

【2025年6月6日 修正】内容を一部修正しました。

都医学研都民講座(第3回)を2025年8月1日(金)に開催します。

「光るタンパク質で科学を、社会を激変する!」

東京都医学総合研究所では、神経疾患、精神疾患、がん、感染症等の未解明の重要疾患に関する研究を総合的に行い、予防法や治療法などの開発に向けた研究に取り組んでいます。
こうした多岐にわたる研究内容の一端や関連する最新情報を、都民の皆様に分かりやすくお伝えすることを目的に、当研究所では毎年度「都民講座」を開催しています。

今回は大阪大学 産業科学研究所 教授 永井 健治(ナガイ タケハル)先生をお迎えし、
当研究所の体内時計プロジェクト 吉種 光 とともに、お話をさせていただきます。

1 日  時  2025年8月1日(金曜日)14:30~16:00まで
2 開催方法  会場とWeb会議システム「Zoom」によるハイブリッド開催

3 演  題 
「光るタンパク質で科学を、社会を激変する!」
大阪大学 産業科学研究所 教授 永井 健治

【講演要旨】
我々は発光生物が有する生物発光の仕組みを導入することで自ら発光する植物の開発を進めています。これまでにタバコやポプラなどの自発光化を実現しました。まだ裸眼で発光がようやく見える程度の明るさに過ぎませんが、今後発光強度を増強させることで電力を利用することなく街や家の中を照らすことが可能な照明デバイス(LEP)を創出したいと目論んでいます。本講演では、LEPを開発するための基盤となる生物発光現象やその現象の要である発光蛋白質に加え、その発光量を増加させ、発光色を改変する技術などを解説すると共に、電力漬けの現状からは想像もつかない「電力を(極力)使わない未来社会」の実現に向けた展望をお話しします。

「『時』をカウントする体内時計の仕組み」
東京都医学総合研究所 体内時計プロジェクト プロジェクトリーダー 吉種 光

【講演要旨】
生物は、秒単位から年単位に至るまで、さまざまな時間スケールでリズムを刻んでいます。たとえば、私たちの心臓はおよそ1秒に1回拍動しています。春には桜が咲き、冬にはクマが冬眠します。こうした年周期の季節変化にも、生き物のリズムが表れています。夜になると眠くなり、朝になると目が覚めるといった1日のリズムは、生物が体内に「概日時計」を持ち、24時間を自らカウントしているためです。では、生き物はどのようにして、これら多様な「時」を感じ、数えているのでしょうか。本講演では、私たちの体内に備わった時計の仕組みについて、最新の研究を交えながらご紹介します。

4 参  加 (定員600名)
(都医学研講堂:100名、オンライン:500名 事前申込、先着順、無料)

5 申  込 
<対面式での参加をご希望の場合>
郵送またはメールでお申し込みください。

○郵送の場合
往復ハガキでお申し込みください。
往復ハガキには、「第3回都民講座(対面式希望)」と記入の上、住所、氏名(フリガナ)、年齢、電話番号及び複数名希望の場合は同伴者氏名と同伴者年齢を記入の上、下記【申込先】までお申し込みください。
【申込先】
〒156-8506 東京都世田谷区上北沢2-1-6 
東京都医学総合研究所 普及広報係 宛

○ メールの場合「第3回都民講座(対面式希望) 」とし、氏名(フリガナ)、年齢、電話番号及び複数名希望の場合は同伴者氏名と同伴者年齢を入力の上、申込専用アドレス(tomin@igakuken.or.jp)までお申し込みください。

<オンラインでの視聴をご希望の場合>
都医学研ホームページ( https://www.igakuken.or.jp/public/tomin/2025/tomin03.html )の登録フォームよりお申し込みください。

【締切】
対面式:2025年7月25日(金曜日)
オンライン:講座開催時刻

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