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日本漢字能力検定協会は創立50周年!

~漢検だけじゃない!年末の風物詩や、ビジネススキルの育成も~

2025/6/4
公益財団法人 日本漢字能力検定協会

 公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事:山崎信夫/以下、当協会)は、2025年4月に創立50周年をむかえました。1975年に発足してから、これまで長きにわたり事業を続けることができましたのは、ひとえに皆さまのおかげであり、これまでの活動へのご理解・ご支援に心より感謝申し上げます。この節目の年をむかえるにあたり、50周年マークの策定と、特設サイトの開設を行いました。

50周年マークに込めた想い

 

 社会生活に必要な日本語・漢字の力を高めるために、皆さまに学ぶ楽しさや成長する喜びをお届けしてきた50年。これからの50年はさらなる挑戦と発展を目指し、未来へ可能性を広げていく姿をマークに表現しました。グラデーションカラーには、常に変革をおそれず、よりよい変化を社会にもたらし、生涯にわたり一人ひとりの学ぶことへの熱意を支援したいという想いを込めています。

特設サイトのご紹介

 50周年を記念して、当協会の歴史をたどる特設サイトを開設しました。これまでの50年の歴史を振り返るとともに皆さまにお楽しみいただける特別企画を随時更新予定ですので、ぜひご覧ください。
 ★50周年特設サイト URL:https://www.kanken.or.jp/50th/index.html

実は漢検だけじゃない!?多様な事業展開

 当協会は1975年に日本漢字能力検定(以下、漢検)の事業を開始しました。わずか672人の志願者でスタートした漢検は徐々に志願者数を伸ばし、1992年の文部省(当時)認定後からの累計で5,500万人以上、3歳~103歳までの幅広い年齢の方に挑戦していただける検定へと成長しました。さらに昨年、タブレット端末を使って自宅で漢検を受検できる「漢検オンライン」が誕生。紙での受検と比較すると、時間や場所の制約にとらわれにくくなり、初めての方でも手軽に挑戦していただけるようになりました。
 時代に応じて対応してきたのは漢検だけでなく、当協会は日本語・漢字をテーマにイベント開催やミュージアム・啓発サイトの運営開設など、実は検定以外にも様々な取り組みを行ってきました。主なコンテンツを一覧にしてご紹介します。

<当協会の主なコンテンツ一覧>

 今回は、数あるコンテンツの中から、「参加型イベント・体験型施設・学習型アセスメントテスト」の取り組みを3つご紹介します。

 1つ目は、1995年に始まり、2025年に30周年をむかえる「今年の漢字®」。今や年末の風物詩となっており、漢字の素晴らしさや奥深さを伝える目的で行っています。世の中で起きた出来事や流行・社会動向などを踏まえた1年の世相を反映する漢字一字を全国の皆さまから応募していただき、応募数が最も多かった漢字を清水寺で発表しています。

<1995年の第1回「震」(左)と2024年の第30回「金」(右)の発表の様子>
揮毫 清水寺 森清範 貫主

 2つ目は、2016年に開館した当協会本部に隣接する「漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)」。当施設は京都祇園の観光エリアに位置し、「触れる・学ぶ・楽しむ」をテーマにした展示を体験できる施設です。大人から子どもまで、年齢や国籍を問わず幅広い層の方にご来館いただいており、累計来場者数は60万人を突破しました。
<漢字ミュージアムの館内の様子>

 3つ目は、2020年にリリースした論理的文章力(対人コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、メール作成能力など)を育成できる「論理的文章力トレーニング Learning・Assessment(以下、論トレ)」。2024年度時点で累計1,900社以上の社員研修で導入いただいており、ビジネスパーソンにもご活用いただけるような、学習と実力把握の両方を行える学習コンテンツも手掛けております。


<論トレ 問題イメージ(左)と結果資料(右) 上記写真はAssessmentを掲載>

当協会のミッションとこれからについて

 当協会は漢検の実施運営を軸としながら、国内外に向けての活動を行い、幅広い年代・時代に応じた様々なコンテンツを展開してきました。日本語・漢字の能力は、いつの時代も変わらず重要です。当協会は、これからも『日本語・漢字を学ぶ楽しさを提供し、豊かな社会の実現に貢献する』という使命のもと、“すべての人の学びを支える”存在であり続けます。そして、より多くの方に日本語・漢字の楽しさを届けるため、新たな手段や方法を模索し続け、さらなるチャレンジと変革を行ってまいります。当協会は、皆さまの“学びたい”という想いを応援します。

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