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「マングローブ再生」中国・インドネシアの持続可能な開発に関する対話がジャカルタで開催

ジャカルタ(インドネシア)、2025年5月21日 /PRNewswire/ — 5月19日、「マングローブ再生」をテーマとした中国・インドネシアの持続可能な開発に関する対話がジャカルタで開催された。中国、インドネシア、カンボジア、マレーシアなどの国々から、政府関係者、専門家、学者、企業代表など100名以上の参加者が集まり、マングローブ生態系の保護と持続可能な開発の道筋を探った。

“Revitalization of Mangroves” China-Indonesia Dialogue on Sustainable Development Held in Jakarta

中国外文出版発行事業局(China Foreign Languages Publishing Administration)の編集長である高岸明氏は「中国外文出版発行事業局は今後もマングローブ保護促進の架け橋として、友好交流のプラットフォームを構築していく」と表明し、「生態保護と経済発展のバランスを図りつつ、中国・インドネシアの連携による『みどりの成果』を世界に発信すること」を強調した。

在インドネシア中国大使館の文化参事官である王思平氏は、中国とインドネシアがマングローブおよび生物多様性の保護に関する協力において大きな潜在力があると述べた。2025年の国交樹立75周年をきっかけに、経済・社会・文化・生態などの各分野で協力を拡大し、中国・インドネシア包括的戦略的パートナーシップに新たな原動力をつけたいと述べた。

中国国家エネルギーグループ(CHN Energy)傘下の国電電力(GD Power)のゼネラルマネージャーである趙世斌氏は「生態保護は文明存続の選択問題ではなく、必然な答えだ」と主張し、マングローブ拡大が地域雇用及び漁業資源を創出する事例を紹介し、「生計向上は人類共通の責任であり、共有の家園を守る絆となる」と語った。

会議では、各国の学者が「マングローブ保護で青い地球を守る」をテーマに基調講演を行い、貴重な知見を提供した。インドネシア環境林業省の上級環境啓発官であるリンダ・クリスナワティ(Linda Krisnawati)氏は「マングローブ再生が海洋生態系や漁業にもたらす多面的な価値」を解説し、中国との技術革新および人材育成での協力深化に期待を示した。カンボジア環境省沿岸地域・海洋保護局の副局長であるメアス・リティ(Meas Rithy)氏は「マングローブ再生は単なる環境目標にとどまらず、国家や分野を超えた協力の象徴でもある」と主張し、海洋生態系の回復による「みどりの包摂的かつ強靱な未来」を築くよう呼びかけた。

本イベントは、中国外文出版発行事業局(China International Communications Group)、中国国家エネルギー投資グループ(China Energy Investment Corporation)、インドネシア国営電力会社(PT PLN)が共催した。対話の中で、中国とインドネシアの青年代表らが共同で『地球の肺と海岸の守護者:ジャカルタ・マングローブ保護イニシアチブ』を発表した。

(日本語リリース:クライアント提供)

PR Newswire Asia Ltd.

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