第8回デジタル・チャイナ・サミットが福建省福州で開幕
AsiaNet 200807 (0057)
【福州(中国)2025年4月30日新華社=共同通信JBN】第8回Digital China Summit(デジタル・チャイナ・サミット、DCS)が4月29日、福建省福州で開幕しました。このイベントは、国家発展改革委員会、国家データ管理局、中国サイバースペース管理局、工業情報技術省、福建省人民政府が共催し、Fujian Development and Reform Commission(福建省発展改革委員会)、Fujian Data Administration(福建省データ管理局)、Cyberspace Administration of Fujian(福建省サイバースペース管理局)、福州市人民政府が共同で企画しました。
Secretariat of the DCS Organizing Committee(DCS組織委員会事務局)は、DCSは「25 Years of Endeavor, a New Chapter of Digital China: Intelligence Leads High-quality Development(25年の努力、デジタル・チャイナの新たな章:インテリジェンスが質の高い発展を導く)」をテーマに、開会式、メインフォーラム、サブフォーラム、デジタル・チャイナ・イノベーション・コンテスト、Minjiang River Digital Night Talk、Fuzhou Dialogue with the Future(福州未来との対話)、その他多くの催しを網羅していると述べています。
DCSは、Digital China Development Report(2024)(2024年版デジタル・チャイナ開発報告書)とNational Data Resources Survey Report(2024)(2024年版国家データ資源調査報告書)など70以上の成果を発表し、デジタル技術革新、AI応用、データ資源開発・利用などにおける中国の進展状況を紹介しています。
AIロボット、マルチモーダルLLM、トラステッド・データスペースなど、多くの新しい技術、サービス、製品が展示され、このうち65%以上が初めて一般に公開されています。また、約100のインタラクティブ・プログラムと少なくとも30のフィジカル・モデルが来場者に没入型の体験を提供しています。
今年の展示エリアは、4つのパート(デジタル環境の最適化、主要な機能の強化、デジタル基盤の強化、経済・社会発展の強化)と、3つの特別セクション(デジタル・チャイナの革新的な発展、デジタル生態文明、データファクター企業)が設けられています。合計で400以上の組織や企業が参加しています。
DCSはこれまで7年連続で開催され、少なくとも3000のデジタル経済プロジェクトの実施を促進して、その総投資額は1兆8000億元を超えています。
ソース:Secretariat of the DCS Organizing Committee
