スマホで撮影するだけでランニングフォームの課題を可視化 ジー・サーチが法人向けにアプリの提供を開始
ジー・サーチ(川崎市)は、法人向けにアプリケーション「Human Motion Analytics Platform ランニングフォーム診断」の提供を始めた。
同アプリは、同社の動作認識AI(人工知能)プラットフォームを活用し、富士通の新事業ブランド「ユーバンス」が提供する骨格認識AIが搭載されている。
フィットネスクラブやスポーツ施設、教育機関、ホテルなどの施設の利用者が自分のスマートフォンでランニング中の姿を撮影するだけで、フォームの課題を可視化できる。体にマーカーを貼り付けたり専用カメラを用意したりする必要はない。
「身体重心の上下動」「接地位置と重心のズレ」「体幹の角度」など6つのポイントで解析。日本代表選手のサポートも行うベースボール&スポーツクリニックの豊田太郎コーチが監修して開発した専門的な知見に基づいて、改善ポイントを提示する。
解析データはユーザーごとに記録される。過去のデータを確認することで、ユーザー自身の成長過程を実感でき、パーソナルトレーナーやコーチとデータを共有することもできる。
ジー・サーチは今後、屋外ランニングやウオーキングのフォーム解析にも対応できるよう機能の拡充を進めている。















