名古屋短期大が保育士や幼稚園教諭の資格が取れる通信教育課程 2027年度新設に向け、小学館アカデミーと協定締結

名古屋短期大学(愛知県豊明市)は、保育士や幼稚園教諭(二種)の資格が取れる保育科通信教育課程を2027年度に新設する準備を進めている。定員は150人。
スクーリング会場は、同短大のほか、全国から集まりやすいよう東京都内の会場を予定している。資格に必要な保育現場での実習は住所近くの保育施設で実施できるという。学費は入学金や授業料など初年度が17万円で、保育士と幼稚園教諭二種免許の二つを取得する場合、3年間の合計で約65万円。
新課程の設置は26年3月に文部科学省に申請し、指定保育士養成施設の指定を受けるための申請は愛知県に対して行う。認可されれば中部地方での通信教育課程の指定保育士養成施設としては初となる。
認可に先駆け同短大は、東京都や大阪府など全国61カ所の保育所や子育て支援施設を運営する小学館アカデミー(東京都千代田区)と協定を結び、小学館アカデミーで新規採用する保育所や施設運営スタッフが同通信教育課程で学ぶ、としている。













