星乃あんな「この映画で「ザ・Jホラー」の魅力を思う存分に感じてほしいと思います」『だぁれかさんとアソぼ?』【インタビュー】
-姉の小春役の鎮西寿々歌さんはどんな印象でしたか。
SNSやテレビでずっと見ていたので、最初は話しかけていいのかなと思っていましたが、撮影が始まる前の本読みの時から、鎮西さんから「今何歳?」「学校では何をしているの」とフレンドリーに話しかけてくださいました。撮影に入ってからは、脚本のことや、「ここはこうした方がいいよね」と演技の打ち合わせをしたりして、コミュニケーションを取りながら、距離感なく演じられるように、いろいろと考えてくださいました。とても優しい方でご一緒できてうれしかったです。
-一緒に演技をする中で、鎮西さんの影響は大きかったですか。
すごく大きかったです。お姉ちゃんを相手に感情をぶつけ合うシーンが多かったのですが、そのシーンのたびに、予定とは違う感情が湧いてきました。「私は今こうしたいと思うけどどう思う?」「演技やりやすい?」とか、いろいろと気にしていただいて、現場で感じたままの感情を、そのまま本番でも演じられるように意識してくださったことが印象的でした。鎮西さんも、初めてのホラー映画だったので、お互いに助け合いながらというところもありました。
-“ホラーの巨匠”清水崇監督の演出はいかがでしたか。
毎回、ホラーシーンはすごくドキドキしましたし、あまりCGを使わない演出だったので、目の前でいろいろなことが起きて、リアルなリアクションをすることができました。清水監督が、没頭できるような現場作りをしてくださったので、すごくありがたいと思いました。
-監督からのアドバイスは結構あったのですか。
ありました。作品に入る前は、「リアルな反応を収めたい。ショッキングなリアクションにもたくさん種類があるから、毎回同じ怖がり方やリアクションにならないように」と教えていただきました。ホラー映画は初めてだったので、どういうリアクションをしたらいいのだろうと悩んでいた部分もあったので、そういうアドバイスを受けて、考え方が変わりました。ホラー映画では、「キャー」と叫ぶリアクションがすごく多いイメージがあったので、そうするべきなのかと悩んでいたところに、監督からアドバイスを頂いたので、じゃあもっとリアルに、表情だけでなく呼吸や身のこわばらせ方にも意識を向けた方がいいのかなとか、撮影に入る前にちゃんと考える期間があったので、いい状態で撮影に臨むことができました。
-一番印象に残ったり、怖いと思ったのはどのシーンですか。
最初のホラーシーンがかなりショッキングでした。登場人物が絶対にやってはいけない遊びをして、怖いことに巻き込まれるというシーンなので、そこが一番怖かったです。
-これから見る観客や読者の方に向けて、見どころなど一言お願いします。
清水監督のホラー作品ということで、この映画で「ザ・Jホラー」の魅力を思う存分に感じてほしいと思いますし、ホラーだけではなく、人間ドラマがしっかりと描かれているので、何回も見てほしいです。私自身としては、表情やお姉ちゃんと話すシーンの声のトーンや、本心とせりふが違ったりするような凝ったシーンがたくさんあるので、菜々美の感情や表情にも注目していただきたいです。
-星乃さんにとって「ザ・Jホラー」とはどんなイメージなのですか。
じわじわくる感じが「ザ・Jホラー」だと思います。海外のホラー映画は割と直接的ですが、日本のホラーは「来るぞ来るぞ」の時間がすごく長くて不安になる感じがします。
(取材・文・写真/田中雄二)

(C)2026「だぁれかさんとアソぼ?」製作委員会
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