「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「初日舞台をいっさい見せないところにかえって想像力が働く」「演劇には映画やドラマにはない面白さがあるね」
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第5話が、29日に放送された。
脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全員の人生を変えていく様子を描く青春群像劇。(*以下、ネタバレあり)
「夏の夜の夢」の公演初日。WS劇場では関係者を集めたミーティングが開かれ、舞台監督の伴(野間口徹)がスケジュールを手際よく説明。その後、久部(菅田)が「劇団クベシアター、旗揚げです」と高らかに宣言すると、場内は大きな歓声に包まれる。
おはらいを執り行うため、八分神社の神主・江頭(坂東彌十郎)と娘の樹里(浜辺美波)がWS劇場にやってくる。目の前を通り過ぎるリカ(二階堂ふみ)を見てにやける論平。そんな父の姿に樹里はうんざりする。
WS劇場のステージ上に祭壇が設けられ、いよいよおはらいが始まる。神妙な静けさの中、久部は並々ならぬ思いでステージを見つめるが…。
放送終了後、SNS上には、「本番前のどうでもいいことで問題が起こるドタバタ感とか、舞台の手作り感とか、本当にリアル。菅田将暉の演技もいい。今期一番面白いドラマ」「素晴らしい脚本、素晴らしい配役に引き込まれる」「初日直前のドタバタがめっちゃ面白かった」などのコメントが上がった。
また、「どこか『8時だョ!全員集合』的なノリも感じられる」「さんたんたる結果に終わった初日舞台をいっさい見せないところにかえって想像力が働く」「初日舞台大失敗って、一体どんな芝居だったんだろう」「演劇には映画やドラマにはない面白さがあるね」「ちょっとした『ショー・マスト・ゴー・オン』だった」 などの声もあった。
そのほか、「ストリッパーについての『彼女たちは楽しませるのが好きなんだ。脱がされている訳じゃない。自分の意思で脱ぐんだよ』ってうる爺の名言」「しかし井上順さんはいつになったらまともに活躍するのだろう」「神木くん演じる蓬莱が浜辺さん演じる樹里に一目ぼれ。『ゴジラ-1.0』『らんまん』に続く共演が楽しみ」といったコメントもあった。

(C)フジテレビ















